【2026年最新・TOEFL vs IELTS完全版】TOEFLは本当に「簡単」になったのか?英語・英語テスト・受験戦略×脳科学のプロが教えるTOEFL vs IELTSの最終結論
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こんにちは!
アルファアドバイザーズCOOの坂下絵美です。私は女子学院から東京大学理科二類に現役合格し、東京大学大学院薬学系研究科で脳科学(海馬・記憶研究)を専攻、その後コロンビア大学教育大学院で学びました。英語・英語テスト・受験戦略×脳科学のプロとして、18年以上・80,000名以上を支援してきたアルファアドバイザーズの知見を総動員し、今日は留学・大学院進学を考える方全員が直面する究極の問い──「TOEFLとIELTS、どっちを受けるべきか」解説します。
先に私のスタンスを正直に言っておきます。私自身は、IELTSの方が「解きやすい」と感じているタイプです。 実際、アルファの受講生でも米国トップ大学院にIELTSスコアで出願・合格するケースを何度も支援してきました。「米国=TOEFL一択」はもう古い常識です。その前提の上で、X(旧Twitter)で目立つ「新形式TOEFLは取り組みやすい」という声、2026年1月の大型アップデートの実態、そして脳科学の視点から、フェアに深掘りします。
1. Xで実際に集まった「TOEFLが簡単になった」声
まず、X上で「TOEFL 簡単になった」「新形式TOEFL」「TOEFL vs IELTS」関連の投稿を検索して集めた、リアルな声からご紹介します。
TOEFL対策専門講師の声(@toeflcoaching):「今のTOEFLはIELTSと比較して取り組みが圧倒的にしやすい」。新形式になってから「圧倒的に」取り組みやすいとXでは明言されているかたも多いようですね。
2. そして2026年1月21日、TOEFLは「別の試験」になった
ここからが本記事の核心です。2023年改革の延長線上で、2026年1月21日、TOEFL iBTはここ数年で最大規模のアップデートを実施しました。これは形式変更のレベルではなく、試験設計思想そのものの転換です。
① マルチステージ・アダプティブ方式の導入。 リーディングとリスニングで、前半の回答結果に応じて後半の問題難易度が調整される適応型方式になりました。実力に合った問題だけが出題されるため、短時間で正確な測定が可能になります。
② 試験時間のさらなる短縮。 全体で約90分前後、長くても2時間以内。アダプティブ方式により、実際の所要時間は67〜85分程度になるケースもあります。旧形式(約3時間)の半分以下です。
③ セクション順序の変更と新タスクの登場。 Reading → Listening → Writing → Speaking の順になり、スピーキングが最後に移動。Speakingは短い2課題・全11問・約8分に再設計され、「Listen and Repeat(聞いて復唱)」「Take an Interview(面接形式)」という新タスクが登場しました。Writingにも「Build a Sentence(文の組み立て)」「Write an Email(メール作成)」が追加。つまり、旧形式の教材には一切載っていない問題形式が試験の中核に入ったのです。
④ スコアが「1〜6のバンドスコア」に。 従来の0〜120点に代わり、CEFR準拠の1.0〜6.0(0.5刻み)バンドスコアが導入されました。総合スコアは4セクションの平均値です。ここは戦略上きわめて重要で、昔のように「得意セクションで稼いで苦手をカバー」が効きにくくなりました。弱点セクションを1つでも残すと、総合バンドに直撃します。 2026年〜2028年の移行期間中は、スコアレポートに新バンド・旧120点換算・CEFRレベルが併記されるため、大学側の要件がどちらの表記でも対応できます。
⑤ スコア返却の高速化。 約72時間でスコアが届くようになりました。出願直前の駆け込み受験の戦略的価値が劇的に上がっています。MyBestスコア(過去2年間の各セクション最高点の組み合わせ)も引き続き表示されます。
換算の目安:バンド6.0=旧114-120、5.5=旧110-113、5.0=旧100前後、4.5=旧87-99、4.0=旧72-86。ハーバード・MIT・スタンフォードなどトップ校はバンド5.0以上、多くの大学院プログラムは4.5前後が目安です。
3. IELTSも動いた──2026年中頃、紙の試験が消える
一方のIELTS Academicも大変革の最中です。2026年中頃より、従来のペーパー版は終了し、コンピュータ版へ一本化されます。結果は1〜5日で返却されるようになり、4技能のうち1つだけ受け直せる「One Skill Retake」も日本で利用可能になりました。日本では2026年2月から運営体制も再編されています。
つまり2026年は、両試験が同時にデジタル化・短時間化・受験者フレンドリー化に舵を切った歴史的な年なのです。ただし、筆記約2時間45分(Listening 30分+転記、Reading 60分、Writing 60分)+スピーキング11〜14分(人間との対面)というIELTSの基本構造は変わっておらず、「拘束時間」ではTOEFLが短いという事実は残ります。
4. 誤解その1:「米国留学ならTOEFL」はもう古い
ここ、多くの記事が間違えているので、はっきり書きます。
IELTSは、米国でも3,400以上の教育機関に受け入れられています。 ハーバード、MIT、スタンフォード、コロンビアといったトップ校・トップ大学院も、IELTSスコアでの出願を正式に認めています。実際、アルファでもハーバードの大学院にIELTSスコアで出願するサポートを行ってきましたし、何の問題もなく受理されます。
つまり、「米国志望だからTOEFL」「英豪志望だからIELTS」という国別の振り分けは、もはや試験選択の決め手にはなりません(例外は英国のビザ申請でIELTS UKVIが必要なケースなど、制度上の指定がある場合のみ)。決め手は国ではなく、あなたの脳と英語力のタイプに、どちらの試験形式が合っているかです。
5. TOEFL vs IELTS 徹底比較表(2026年最新)
項目 / TOEFL iBT(2026新形式) / IELTS Academic / 傾向
試験時間 / 約90分(最短67分〜) / 約2時間45分+Speaking / TOEFLが短い
形式 / 完全コンピュータ+アダプティブ(Home Edition可) / コンピュータ版へ一本化中、Speaking対面 / 好みによる
Reading / 短いパッセージ中心(200ワード前後) / 長文(800ワード前後)だが設問は素直 / タイプによる
Speaking / マイク録音・約8分・最後に実施 / 人間の試験官と対面 / 対面派はIELTS
統合タスク / 多い(Listen/Read → Speak/Write) / 比較的独立 / リスニング苦手ならIELTS
英語の種類 / アメリカ英語中心 / 英・豪など多様 / 志望国・慣れによる
スコア / 1〜6バンド(旧0-120併記、2028年まで) / 0-9バンド / ─
スコア返却 / 約72時間 / 1〜5日 / TOEFLがやや速い
受け直し制度 / MyBestスコア / One Skill Retake / IELTSは弱点だけ上書き可
米国・英国・豪州の大学 / いずれも広く受け入れ / いずれも広く受け入れ(米国3,400機関以上) / 引き分け
6. 脳科学から見た「簡単になった」の正体
Xの声──「圧倒的に取り組みやすい」「リーディングの負担が激減」──は、脳科学的に説明がつきます。私の専門である記憶・注意の観点から3点。
① テスト疲労(test fatigue)の激減。 集中力を要する認知課題では、時間経過とともにワーキングメモリの効率が低下します。3時間の試験では後半セクションが「実力以下」になりやすいのに対し、90分ならピークの集中状態のまま走り切れます。これは「簡単になった」のではなく「実力が正しく出るようになった」のです。
② アダプティブ方式と自己効力感。 実力に合った問題が出続けると「解ける」感覚が維持され、不安による認知資源の浪費が減ります。難問に序盤で遭遇してパニックになる、という旧形式の失点パターンが構造的に起きにくくなりました。
③ 短文化による読解負荷の変化。 800ワード級の長文の構造把握(マクロ読解)を求めるIELTSに対し、新TOEFLは短いパッセージ中心。長文処理が苦手な学習者には、確かに取り組みやすい設計です。
ただし重要な注意点があります。「簡単」はあくまで主観であり、「取り組みやすい」=「誰でも高得点」ではありません。アダプティブ方式は上位層には上位層向けの難問を出します。受験者の声にもあった通り平均点が上がればスコアのインフレも起き、大学側の実質要求水準は変わりません。さらに新TOEFLの総合スコアは4セクションの平均値なので、弱点セクションが1つあるだけでバンド全体が沈みます。統合型タスク(聞いて・読んで・書く/話す)が中心である以上、リスニングが苦手な人には逆効果になる可能性が高い。「簡単になったから対策不要」は最も危険な誤解です。
7. 私がIELTSを「解きやすい」と感じる理由
フェアに、IELTS側の魅力も私の実感ベースでお伝えします。
① 設問が素直。 IELTSのReadingは長文ですが、設問は本文の流れに沿って素直に問うものが中心です。TOEFLのように「聞いて→読んで→統合して書く」という多段階の認知負荷がかかりにくく、読解力そのものを積み上げてきた人には、努力がスコアに直結しやすい構造です。
② Speakingは人間との対面。 録音形式だと無機質なマイクに向かって話すことになりますが、IELTSは試験官が相槌を打ってくれます。会話として自然に力を出せる人には、こちらの方が圧倒的に実力が出ます。
③ One Skill Retakeの戦略性。 総合バンドまであと0.5、Writingだけ足りない──という時に、Writingだけ受け直せる。4技能をもう一度全部やり直すTOEFL(MyBestで救済はあるものの)に対し、弱点1つをピンポイントで上書きできるのは、出願直前の受験戦略として非常に強力です。
④ 紙で鍛えてきた人との相性。 日本の英語学習は紙ベースの読解訓練が中心です。その延長線上で戦えるIELTSは、特に中高生や、受験英語で力をつけてきた人にとって最初のハードルが低い。
つまり、「TOEFLが取り組みやすくなった」のは事実。同時に「IELTSの方が解きやすい」人が確実に存在するのも事実。どちらが上かではなく、どちらがあなたに合うかです。
8. 結論:あなたはTOEFLとIELTS、どっちを受けるべきか
TOEFLが合いやすい人:
長文読解が苦手、または試験時間が長いと集中が切れる
コンピュータ操作に慣れている
Home Editionで自宅受験したい
対面で話すより録音形式の方が緊張しない
出願まで時間がなく、スコア返却速度(約72時間)が重要
4技能にムラがなく、統合タスク(特にリスニング絡み)に抵抗がない
IELTSが合いやすい人:
読解力を積み上げてきて、素直な設問で勝負したい
人間と話すSpeakingの方が自然に力を出せる
リスニングが苦手で、統合タスクを避けたい
One Skill Retakeで弱点セクションだけ戦略的に上書きしたい
英国ビザ申請(UKVI)など制度上IELTS指定がある
さまざまなアクセントに慣れている・慣れたい
どちらでも出願できる場合の決め手は3つ:
①志望校の公式要件を確認:米国トップ校を含め、いまや大半の大学が両方受け入れています。等価スコアで比べた時の要求水準や、2026年の新旧スコア併記の扱いは大学によって差があるため、必ず最新の公式情報を確認してください。
②自分の弱点診断:長文が苦手→TOEFL優勢。対面Speakingが苦手→TOEFL優勢。リスニング統合タスクが苦手→IELTS優勢。読解を積み上げてきた→IELTS優勢。
③模試で実際に試す:公式サンプル問題や模試を両方受けて、脳の疲労度と手応えを比較し、「同じ労力でどちらが要件に早く届くか」で決めるのが一番確実です。
9. もう1つの落とし穴:旧教材で勉強していませんか
最後に、試験選択と同じくらい重要な警告を。2023年改訂前・2026年改訂前のTOEFL教材が、いまだに中古市場に大量に流通しています。安いからと手を出すと、もう出ない形式の練習に何百時間も費やすことになります。新形式の「Listen and Repeat」「Take an Interview」「Build a Sentence」「Write an Email」は、旧教材には一切載っていません。IELTSも2026年のコンピュータ版一本化で画面上の解き方への慣れが必須になりました。どちらを選ぶにせよ、「2026年対応」の教材と対策で戦うこと。これが大前提です。
最後に:「簡単になった」声は本物。ただし勝つのは正しく動いた人だけ
Xで集めた声の通り、2023年の短縮改革、そして2026年のアダプティブ化により、TOEFLの「取り組みやすさ」は確実に向上しました。一方で、IELTSも米国トップ校を含め世界中で通用し、素直な設問・対面Speaking・One Skill Retakeという強い武器を持っています。私自身はIELTSの方が解きやすい派ですが、正解は人によって違います。どちらの試験も本気で対策すれば取れる試験であり、逆に情報不足のまま挑めばどちらでも苦戦します。
おすすめの進め方は、①志望校リストを作成し両試験の要件をチェック → ②公式サイトで無料サンプル問題を解く → ③可能なら両方の模試を受けて比較、の3ステップです。
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さらに、アルファアドバイザーズが18年以上かけて蓄積してきたTOEFL・IELTS指導ノウハウのすべてをゴリゴリにAIチューニングした「アルファAI特訓 with『坂下絵美によりゴリゴリにチューニングされたAI』」を併用。個別指導×アルファ特訓の二刀流で、受講生の皆さんがガンガンスコアを伸ばしています。2026年新形式のアダプティブ方式・新タスクにも完全対応した対策で、変化の年こそ差をつけるチャンスです。
対象は小学生・中学生から、高校生、大学生、社会人まで。IELTS 7.5以上、TOEFL 100以上(新バンドスコア5.0以上)を一緒に目指していきましょう。ご興味のある方は、ぜひアルファジーニアスからご相談ください。
2026年の地殻変動は、正しく情報を取った人だけが有利になる変化です。試験選択は留学戦略の入口にすぎません。志望校選定からスコアメイク、エッセイ、面接まで、18年以上・80,000名以上の実績を持つ私たちが伴走します。あなたの目標の国、現在の英語力(英検・TOEIC等)に合わせて、最短ルートを一緒に設計しましょう。
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