就活準備(大学1,2年)
【東大・早慶・海外大の1・2年生へ】ゴールドマン、モルスタ、ブラックロック、Point72、ミレニアムに「新卒」で入る唯一の方法!勝負は3年生の4月に終わっている?! GPA・交換留学・USCPA/CMA/CFA・インターン・OB訪問等、元ゴールドマンIBDが解説!
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【東大・早慶・海外大の1・2年生へ】ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ブラックロック、Point72、ミレニアムに「新卒」で入る唯一の方法!
勝負は3年生の4月に終わっている!GPA・交換留学・USCPA/CMA/CFA・インターン・OB訪問、元ゴールドマンIBDが解説!
同じ学年のライバル達はもうアルファで準備を開始しています。
こんにちは、アルファカレッジ代表の入住壽彦(TJ)です。
私は住友商事で主計部・ニューヨーク駐在・プロジェクトファイナンス部を経験した後、社費留学でシカゴ大学ブース経営大学院(MBA)を修了し、ゴールドマン・サックスの投資銀行部門(IBD)で数々のM&A・資金調達案件に携わってきました。その後アルファカレッジを創業し、以来18年以上にわたり、80,000名以上の方々の就活・転職・留学・キャリアをサポートしています。
この夏、アルファには東大・早慶・海外大の「1年生・2年生」からの相談がガンガン増えています。
・「ゴールドマン・サックスのIBDに新卒で入りたいです。1年生の今、何をすべきですか」
・「将来はヘッジファンドで運用をやりたい。Point72やミレニアムに新卒で入るには、どんな準備が必要ですか」
・「ブラックロックのような外資アセマネで働きたい。交換留学は行くべきですか、CFAは学生でも取れますか」
・「海外大の2年生です。サマーアナリストの募集がもう始まると聞いて焦っています」
かつては「就活は3年生になってから」が常識でした。しかし今、勝つ学生は1年生から動いています。 そして、アルファに来ている1・2年生は、この記事に書く内容を、すでに一つひとつ実行し始めています。
一方で、私が毎年、3年生の秋に外銀サマーに全落ちして駆け込んでくる東大・早慶の学生に言っていることがあります。
「なぜ、1年生のときに来なかったのか」
意地悪で言っているのではありません。外資系投資銀行(外銀)、外資系アセットマネジメント、ヘッジファンドの新卒採用は、3年生の春にエントリーシート(ES)の提出が始まり、その時点でESに書ける材料(GPA、留学、資格、インターン、実績)はすべて「過去形」になっているからです。3年生の4月に慌てて何かを始めても、ESに書けるのは「これからやります」だけ。そんなESは、東大・早慶・海外大の猛者が並ぶ書類選考で、一瞬で埋没します。
最初に結論を言います。
ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ブラックロック、Point72、ミレニアム。この5社に新卒で入る勝負は、3年生の4月にはもう終わっています。決めるのは、1年生・2年生の今、何をするかです。
この記事では、①採用カレンダーの現実(なぜ3年生の4月で決まるのか)、②5社が新卒に本当に求めているもの、③1年生から積み上げるべき「7つの武器」(GPA、英語と交換留学、会計財務とUSCPA/CMA/CFA、挑戦とリーダーシップ、インターン、社会人とのコミュニケーション、マーケット感覚)、④学年別の逆算ロードマップ、⑤落ちる1・2年生の典型パターン、⑥1・2年生でアルファに来ると何が起きるのか、まで一気に解説します。数字は各社の採用ページと公開情報で裏を取りました。
長い記事です。しかし、あなたの10年を決める記事です。東大・早慶・海外大の1・2年生は、最後まで読んでください。
1. 勝負は「3年生の4月」に終わっている:外銀・アセマネ・ヘッジファンドの採用カレンダー
今の3年生(28卒)に、この春・夏、何が起きたか
まず、現実を数字で見てください。今年(2026年)、3年生である28卒に実際に起きたことです。
ゴールドマン・サックス:日本の短期インターンシップ(アセット・マネジメント、証券、投資調査、投資銀行、オルタナティブ投資、オペレーションズの各部門)の応募締切は2026年6月18日。インターンは8〜9月、参加者は各部門20〜40名程度。
モルガン・スタンレー:28卒向け「Summer Insights Program 2026」の応募締切は2026年5月31日。投資銀行・資本市場、株式セールス&トレーディング、債券セールス&トレーディング、投資運用、ファイナンス、オペレーションズの6分野で、7〜9月に各コース1〜3日間。
Point72:東京での「Academy Insight Program(Japan)」(8月24〜28日の5日間)の応募締切は2026年6月14日。対象は2026年12月〜2028年9月に卒業予定の学生、つまり3年生と4年生です。
ブラックロック:ブラックロック・ジャパンの28卒向け短期インターンシップに加え、東京を含むAPACの「2027 Summer Internship Program」は、卒業前年(penultimate year)の学生を対象に募集が始まっています。
外資就活ドットコムが整理する外銀の28卒ロードマップは、3〜5月にサマーのES提出、5〜6月にWebテスト・グループディスカッション・面接、7〜8月にサマーインターン(2〜5日間)、9〜10月にサマー参加者への内定、11〜1月に秋冬インターンと本選考、という流れです。Alternative Careersがまとめたゴールドマン・サックスIBDの26卒選考では、6月中旬に選考が始まり、学生2対社員2の集団面接、2日間・50名のインターン、その後1対1の面接(20分×2セット)、スーパーデイ(15分×10セット)を経て、12月上旬に内定という流れが報告されています。面接では日本語と英語の両方で回答を求められています。
そして最も重要な数字がこれです。外資系投資銀行のIBD採用は、全社合計で年間40〜60名程度。 ゴールドマン、モルガン・スタンレー、JPモルガン、BofA、シティ、UBS、バークレイズ、ドイツ銀行を全部足して、東大・早慶・海外大の猛者たちが競い合って、40〜60席です。
逆算すると、あなたに残された時間はこれだけ
今2年生(29卒)のあなた:サマーのESは2027年3〜4月に始まります。今日から数えて、残り約7か月。
今1年生(30卒)のあなた:ESは2028年3〜4月。残り約19か月。
ESに書けるのは、この期間内に「終わらせた」ことだけです。交換留学は、学内応募から出発まで約1年かかります。USCPAは1,000〜1,500時間、CFA Level Iは300時間前後の学習が必要です。GPAは1年生の成績が卒業まで消えません。長期インターンで語れる成果を出すには半年〜1年かかります。つまり、2年生は「今すぐ」、1年生も「今すぐ」でなければ、3年生の4月に間に合わないのです。
海外大生は、もっと早い:「2年生の1月」に勝負が始まる
海外大に在籍している人は、さらに厳しい現実を知ってください。米国の投資銀行採用は「サマーアナリスト(3年生の夏のインターン)→そのまま新卒オファー」が王道ですが、その募集は年々前倒しされ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガンの2027年サマーアナリスト職の募集は2026年1月に公開されました。インターンの約18か月前、つまり2年生(Sophomore)の真ん中です。一部の企業はさらに早く、2025年8月(インターンの24か月前)に募集を始めています。
つまり米国では、1年生の1年間が、事実上唯一の準備期間です。 1年生の成績(GPA)、1年生の夏の活動、1年生の間に築いたネットワークとテクニカルの知識で、2年生の冬にレジュメを出し、面接に呼ばれるかどうかが決まります。英国では1年生向けのスプリングウィーク(Spring Week)が事実上の選考入口になっており、構造は同じです。
さらに海外大生・留学経験者には、ボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)という第二の戦場があります。2026年は11月20日(金)〜22日(日)、ボストンのハインズ・コンベンションセンターで開催。参加条件は「日本語・英語ともに初級以上」で、海外大在籍・留学経験・職務経験のいずれかを満たすこと。ゴールドマン・サックス、J.P.モルガン、モルガン・スタンレーといった外銀、ブラックロック、Point72、Citadel、Jane Streetといったアセマネ・ヘッジファンド・トレーディングファームが採用に来ます。海外大の1・2年生は、「2年生の1月の米国選考」と「3年生・4年生の11月のボスキャリ」の両方を狙える位置にいる。その優位を活かせるかどうかは、1年生の準備次第です。
ヘッジファンドは「もっと少ない席」を「もっと早く」埋める
ヘッジファンドの新卒採用は、外銀よりさらに狭く、しかも前倒しが進んでいます。
Point72の東京オフィス(Point72 Japan Limited、2011年開設、大手町ワンタワー)は、新卒・キャリア初期の人材を10か月の有給トレーニングで育てる「Point72 Academy」を東京で運営しています。パイプラインは、3年生の夏のInsight Program(5日間)→4年生の夏の8週間サマーインターンシップ(2027年は6〜8月)→卒業後のAcademy Investment Analyst Program(10か月)という三段構えです。同社によれば、Academy修了生の85%が現在もPoint72でフルタイムで働き、200名以上がアナリストとして活躍、出身大学は75校以上にわたります。
ミレニアム(Millennium Management)は、東京オフィスに投資運用・テクノロジー・コアインフラの人材を擁し、アジア太平洋ではシンガポール、香港、日本、インドでインターンシップを実施しています。2026年夏はこれらの市場で50名超のインターン(前年比50%増)を受け入れる計画で、インターンシップを「アジア太平洋の中心的な採用ルート」と位置づけています。募集は毎年8月上旬に開始、面接は11月まで(2027年プログラムは8月3日開始、応募は最大2件、先着順で埋まる方式)。そして、同社が新設した2027年の投資インターンシップ(ニューヨーク・ロンドン・香港、約30名)は、開始の1年以上前に定員が埋まっています。
外銀は40〜60席。ヘッジファンドはさらに少ない。そしてどちらも、3年生の春には選考が始まり、席はどんどん前倒しで埋まっていく。これが、1・2年生の今、動かなければならない理由のすべてです。
2. 5社は新卒に何を求めているのか:採る側の目線で徹底解剖
私はゴールドマン・サックスIBDで働き、採用の現場も見てきました。そしてアルファでは18年以上、外銀・外資アセマネ・ヘッジファンドに受かった学生と落ちた学生の両方を見てきました。まず、5社それぞれの採用の構造と「見ているポイント」を押さえます。
ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)
採用部門:投資銀行部門(IBD)、グローバル・マーケッツ(証券)、アセット・マネジメント、投資調査、オルタナティブ投資、オペレーションズ、コントローラーズ、エンジニアリングなど、部門別採用です。
インターンの対象:日本の短期インターンシップは「国内外の4年制大学または大学院に在籍の方(全学年、全学部対象、文理不問)」。1年生でも応募できます。 これは後で重要な意味を持ちます。
選考フロー:外資就活ドットコムが167件の体験記から集計したサマーの流れは、ES→Webテスト→(HireVueによる録画面接:準備1分・回答1分×6問が課される年もあり)→面接(複数回、約54%が英語での質疑を経験)→サマージョブ(選考の中心)→通過面談。GSが重視するのは「コミュニケーション力・意欲・人柄・社風マッチ」と分析されています。英語はTOEIC900以上が目安と言われますが、実際には「英語で自分の考えを議論できるか」が問われます。
報酬:外資就活ドットコムの推定で、アナリスト(学部卒1〜3年目)の年収は1,200〜1,800万円。ベース+ボーナスの構成で、ボーナスは業績と市況で変動します。
採る側の目線:GSは「頭の良さ」だけでは採りません。同じ東大・早慶・海外大の中で、①なぜこの仕事か、②圧倒的な準備量、③英語で議論できる胆力、④チームで働ける人柄、⑤ジョブでの実務適性を見ています。ジョブが選考の中心である以上、3年生の夏に「手が動く」状態で臨めるかどうかがすべてです。
モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)
採用方式:「ビジネスエリア毎に採用」を明言しており、投資銀行・資本市場、株式(セールス&トレーディング)、債券(同)、投資運用、ファイナンス、オペレーションズなどの分野別です。国内大学生と海外大学生で別の採用プロセスが用意されています。
早期接点:28卒向けの「Summer Insights Program 2026」は、2028年に卒業予定の学部生・大学院生が対象で、7〜9月に各コース1〜3日間、複数コースの併願が可能。応募締切は5月31日でした。ここでの評価が、その後の本格的なインターン・選考につながっていきます。
採る側の目線:モルガン・スタンレーは部門ごとに「その仕事を本気で理解しているか」を深く見ます。IBDならM&Aや資本市場の案件を語れるか、セールス&トレーディングならマーケットを毎日見ているか、投資運用なら投資哲学を語れるか。部門別採用イコール志望動機の解像度で差がつく、ということです。
ブラックロック(BlackRock)
規模:運用資産10兆ドル超、世界最大の資産運用会社。日本ではブラックロック・ジャパンが新卒採用を行っています。
プログラム:東京を含むAPACの「2027 Summer Internship Program」は、卒業前年(2026年9月〜2028年8月卒業予定)の学部生・修士生が対象。ポートフォリオ・マネジメント、投資プロダクト戦略&ソリューションズなど、最大2つの職種に応募可能。応募後に事前面接アセスメントの案内が届き、5日以内に完了する必要があります。インターン後はフルタイムのアナリスト・プログラムに進む道が開かれます。日本向けには短期インターンシップと「Students of BlackRock」会社説明会も実施。
採用大学の傾向:外資就活ドットコムに掲載された採用実績では、早稲田大学8名、慶應義塾大学6名に加え、マンチェスター大学、コロンビア大学、LSEなど海外大学の名前が並びます。
採る側の目線:アセマネは「マーケットと投資が好きで、数字に強く、クライアントに説明できる人」を探しています。ブラックロックはテクノロジー企業でもあり(運用プラットフォームAladdin)、データと運用の両方を語れる人材が強い。CFAへの取り組み、投資コンペの実績、自分のポートフォリオを説明できることが効きます。
Point72
東京オフィス:2011年開設。ファンダメンタル株式ロング・ショート戦略を中心に、Point72 Academy(人材育成)とLaunchPoint(ポートフォリオ・マネージャー育成)を運営。同社によれば、日本のポートフォリオ・マネージャーの約50%がLaunchPoint出身です。
Academy Investment Analyst Program(日本):10か月の有給プログラム(8か月の集中トレーニング+2か月のチームローテーション)。統計、会計、財務モデリング、データ分析、コーディングを学び、最大3つの投資チームをローテーションした後、Point72の株式リサーチ・アナリストになる機会が与えられます。対象は「2026年12月〜2027年7月に卒業予定」の学生(2027年プログラム)。専攻不問。求める資質は「知的好奇心」「誠実さ」「金融市場への関心」「モデリングを学ぶ意欲」「自発性」、そして日英両言語での高い運用能力。
サマーインターンシップ(日本):8週間(2027年は6〜8月)。会計・モデリング・プレゼン・コンプライアンスのトレーニングと、投資チームでのセクター課題。全世界で1件しか応募できません。
選考:オンライン応募(エッセイ+レジュメ)→ケーススタディ(ビジネスの洞察力を示す)→オンラインアセスメント→Academyチームとの複数回の1対1オンライン面接。そして注目すべき一文があります。「この応募において、生成AIの使用は一切禁止」。 自分の頭で考え、自分の言葉で書ける力が、そのまま問われます。
採る側の目線:Point72は「投資家としての素質」を見ます。アルファのアドバイザーで元ヘッジファンドの黒岩佑丞は、ヘッジファンドが見る3要素を「Matureなマインドセット(リスクを取り、決断し、プレッシャーに耐える)」「金融知識とテクニカル(モデリング・バリュエーション)」「本気度(金儲けではなく、マーケットへの本物の情熱)」と整理しています。選考の入口はストックピッチであり、その後8〜10回に及ぶ面接で、ピッチの論理、投資哲学、キャリアの一貫性が徹底的に掘られます。「株が好き」レベルの学生は、最初のケーススタディで消えます。
ミレニアム(Millennium Management)
ビジネスモデル:複数のポートフォリオ・マネージャー(PM)チームが独立して運用する「マルチマネージャー(ポッド)型」の代表格。厳格なリスク管理のもとでPMに自律性を与える構造で、東京オフィスも「成長を続ける拠点」と位置づけています。
学生向けプログラム:クオンツ、エンジニアリング&AI、マーケッツ&プロダクツ、ビジネスサービスの4つのトラックでインターンシップを募集。金融業界の経験は不問で、「興味、スキルセット、ポテンシャル」を面接で評価。応募は8月上旬開始(2027年プログラムは8月3日)、先着順で埋まるため早期応募が推奨、最大2件まで応募可能。「インターンシップからアナリスト・クラスを採用することが目標」と明言しています。
投資職への道:新設の投資インターンシップは約30名(ニューヨーク・ロンドン・香港)で、1年以上前に満席。ミレニアムの投資職に新卒で直行するのは、世界で最も狭い門の一つです。
採る側の目線:ミレニアムのようなマルチマネージャー型ファンドの運用チームは、基本的に外銀やアセマネ、他のファンドで実績を積んだプロを採ります。新卒の現実的な入口は、①クオンツ/エンジニアリング(数学・統計・プログラミングの実力)、②マーケッツ&プロダクツやリスク(金融市場と商品の理解)、③インターンからのアナリスト転換、です。そして「外銀IBD・セールス&トレーディングやアセマネで2〜4年→ヘッジファンドへ」という王道ルートは、新卒で外銀・アセマネに入れるかどうかにかかっています。つまり、ミレニアムに行きたい人も、まず戦うべきは3年生の4月の外銀・アセマネ選考なのです。
5社に共通する「採る側の本音」
5社の構造を並べると、共通項が見えます。
この5つを、3年生の4月までに「証拠つき」で揃える。それが1・2年生の仕事です。では、具体的に何を、どの順番で積み上げるのか。
3. 1年生から積み上げる「7つの武器」:GPA・英語と交換留学・会計財務と資格・挑戦とリーダーシップ・インターン・社会人との対話・マーケット感覚
武器① GPA:1年生の成績は、卒業まで消えない
なぜGPAが見られるのか。 外銀・アセマネ・ヘッジファンドは、学業成績を「与えられた課題を、期限内に、高い水準でやり切る力」の最も客観的な証拠として見ます。日本の外銀選考でも成績証明書の提出は当たり前で、海外大の選考ではGPAがレジュメの最上段に載ります。
どの水準が必要か。 米国のIB採用では、バルジブラケットの実質的な足切りは3.5、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーでは実質3.7前後、エリートブティックでは中央値3.8以上、非ターゲット校なら3.8以上で補う必要がある、というのが業界情報サイトの整理です。日本の東大・早慶生も、GPA(4.0満点換算)3.5以上を「最低ライン」、3.7以上を「安全圏」と考えてください。優・秀(A・A+)の比率を見る会社もあります。
なぜ「1年生から」なのか。数字で示します。 4年間で124単位を取るとして、1年生で40単位をGPA2.8で終えたとします。卒業時に3.5へ到達するには、残り84単位を平均3.83で走り切らなければなりません。ほぼ不可能です。逆に、1年生を3.8で終えれば、残りは3.36でも3.5に届く。GPAは、1年生の成績が「利息」のように4年間ついて回るのです。しかも、1年生の教養科目・語学・基礎科目は、専門科目より高評価を取りやすい。最も稼ぎやすい年に稼がないのは、戦略の放棄です。さらに、交換留学の学内選考で使われるGPAは応募時点の成績です。1年生の秋に応募するなら、1年生前期の成績がそのまま留学選考の全成績になります。
どう取るか。 楽単を集めろ、という話ではありません。面接で「なぜこの科目を取ったのか」と聞かれて語れる履修でなければ意味がない。やることは4つ。①シラバスと評価方法(レポート比率、出席、期末一発か)を全科目分析し、自分の得意な評価形式に寄せる。②初回2週間で「取り切れる」科目かを見極め、履修取消の期限内に入れ替える。③ゼミ・研究室は、推薦状・OB訪問・卒論テーマ(金融・会計・統計)まで見据えて選ぶ。④会計・ファイナンス・統計・プログラミングの科目は、成績と同時に「就活の武器」になるので優先的に履修する。GPAは才能ではなく、履修設計と時間管理の成果です。 アルファでは、1年生の前期が終わった時点で「履修戦略の見直し」から入ります。
武器② 英語と交換留学:交換留学は「マスト」です
外銀・外資アセマネ・ヘッジファンドを目指す東大・早慶生にとって、交換留学はマストです。 理由は4つあります。
理由1:選考で英語が問われる。 GSの面接では約54%の受験者が英語での質疑を経験し、Point72は日英両言語での高い運用能力を明記しています。TOEIC900は目安に過ぎず、実際に問われるのは「英語で議論し、英語で自分の考えを守れるか」。それは留学先の教室で、英語ネイティブと議論して初めて身につきます。
理由2:交換留学経験が、ボスキャリの参加資格になる。 ボスキャリの参加条件は「海外大在籍・留学経験・職務経験のいずれか」。交換留学に行けば、あなたは国内の就活市場と、ボスキャリという第二の市場の両方で戦えるようになります。しかも3年生の秋に米国に留学していれば、11月のボストンは目の前です。
理由3:海外大生と同じテーブルで競う経験。 5社の内定者には海外大生が多数含まれます。ブラックロックの採用実績に並ぶマンチェスター、コロンビア、LSEの名前を見てください。彼らと同じ土俵で戦うには、彼らと同じ環境で1年過ごしていることが最低条件です。
理由4:語れる「物語」が生まれる。 留学は「行った」だけでは評価されません。現地で何に挑戦し、何を失敗し、どう乗り越えたか。投資クラブに入り、ケースコンペに出て、現地でOB訪問をし、アジアの学生団体を立ち上げる。そこで初めて、ESと面接で語れる物語になります。
では、いつ行くのか。ここが逆算の核心です。
交換留学は、学内応募から出発まで約1年かかります。東京大学の全学交換留学(USTEP)は学部2年生から応募でき、募集は年2回(秋募集はおおよそ7〜11月、春募集は4〜6月)、出発は応募の約1年後です。慶應義塾大学の派遣交換留学は学部1〜3年生が出願可能(4年生は条件つき)、早稲田大学の海外留学秋募集は10月締切で、出発は翌年の春または秋です。
外銀の選考カレンダーと重ねると、現実的な「窓」は2つしかありません。
窓A:2年生の秋〜3年生の初夏(帰国後すぐサマー選考)。 1年生から出願できる早慶生が狙える窓です。1年生の秋に学内応募し、2年生の9月に出発、3年生の5〜6月に帰国。サマーのESと一次面接は留学先からオンラインで受け、ジョブは帰国後に東京で戦う。この場合、TOEFL iBTのスコアは1年生の夏〜秋までに必要です。
窓B:3年生の秋〜4年生の初夏(サマー内定を獲ってから出発)。 東大USTEPを含め、すべての大学で狙える窓です。2年生の秋に学内応募し、3年生の夏にサマーで内定を獲り、9月に出発。留学中に11月のボスキャリで外銀・アセマネ・ヘッジファンドの選考をさらに受け、内定を積み上げる。サマーで内定が出なかった場合も、留学先からオンラインで秋冬選考に参加しつつ、ボスキャリで勝負できます。この場合、TOEFL iBTは2年生の夏までに必要です。
どちらの窓を選ぶにせよ、1年生の4月にTOEFL iBTを本気で始めなければ間に合いません。 東大USTEPの協定校を見ると、TOEFL iBT 100以上を要求する協定校が68校、90以下が58校、80以下が38校。米国・英国のトップ校を狙うなら100点、できれば105点以上が現実的なラインです。慶應の英語圏プログラムはTOEFL iBT 70/IELTS 5.5が最低基準ですが、これは「出願できる」ラインであり、行きたい大学に行けるラインではありません。早稲田は語学要件を0.5点でも下回ると学内選考の対象外と明記しています。TOEFLのスコアは2年間有効。遅くとも1年生の12月に100点。これが、東大・早慶生の最初の関門です。
そしてもう一つ。留学先での成績もGPAに影響し、単位互換の設計次第で卒業時期がずれます。留学先の科目選び、単位認定、卒業要件、就活スケジュールを一枚の表に落として設計する。これを一人でやり切れる1年生はほとんどいません。アルファでは、TOEFL/IELTSの特訓(坂下絵美によりゴリゴリにチューニングされたAI「アルファ特訓」と、個別指導の組み合わせ)から、志望校選定、出願書類、留学中の就活戦略まで、一気通貫で設計します。
海外大生へ。 あなたにとっての「交換留学」は、日本への交換留学や、東京でのインターンです。5社の日本オフィスは「日本語と英語の両方」を求めます。日本の企業文化、日本の資本市場、日本語での敬語とビジネスコミュニケーション。1・2年生の夏を東京で過ごし、日本の金融の現場を体験しておくことが、ボスキャリと東京採用で圧倒的な差になります。
武器③ 会計・財務と資格:簿記→CFA→USCPA/CMA、順番と選び方
外銀のジョブでは、初日からバリュエーションを回します。Point72のケーススタディでは、企業分析と収益モデルを書きます。会計とファイナンスは、入社後に教えてもらうものではなく、選考の前提知識になりました。 1・2年生でやるべき順番を示します。
ステップ1(1年生の前期〜後期):簿記3級→2級。 財務3表(PL・BS・CF)のつながりを「手で仕訳を切って」理解する。これがすべての土台です。2級までで半年。ここで会計が「好きか嫌いか」もわかります。
ステップ2(1年生の冬〜2年生):ファイナンスの実務知識と財務モデリング。 財務3表モデルをExcelで組む、DCF(割引キャッシュフロー法)、マルチプル(EV/EBITDA、PER)、LBOの基本構造、WACC、企業価値と株主価値の違い。ここまでを2年生の冬までに「自分の手で組める」レベルに。外銀サマーのジョブで評価される学生は、例外なくここができています。
ステップ3(2年生〜3年生):CFA Level I。 CFA(Chartered Financial Analyst)は、アセマネ・ヘッジファンドで世界共通の「投資のプロの言語」です。学生でも受験できます。CFA協会の規定では、Level Iは「選択した試験ウィンドウが卒業月の23か月前以内」であれば学部生も受験可能、Level IIは卒業の11か月前以内から受験可能です。計算してみましょう。2030年3月卒業(今の1年生)なら、23か月前は2028年4月。つまり3年生の5月のウィンドウが最初のチャンスです。5月に受験すれば結果は7月上旬に出る。サマージョブの直前に「CFA Level I合格」をレジュメに載せられる計算です。今の2年生(2029年3月卒)なら2027年5月、やはり3年生の5月です。逆算すると、2年生の1年間でLevel Iの学習(300時間前後)を終えておく必要があります。そして4年生の5月にはLevel IIに挑める。「CFA Level II candidate」で卒業する新卒は、アセマネ・ヘッジファンドの面接で明確に目立ちます。
ステップ4(覚悟のある人):USCPA(米国公認会計士)。 会計を「英語で」「プロの水準で」語れる最強の証明がUSCPAです。2024年からの新試験制度では、Core3科目(FAR:財務会計、AUD:監査、REG:税法・商法)+Discipline1科目(BAR:ビジネス分析・報告、ISC:情報システム・統制、TCP:税務コンプライアンス・プランニングから選択)の4科目。学習時間は1,000〜1,500時間、予備校費用・受験料・単位取得費を含めた総費用は100万円前後が相場です。重要なのは、大学在学中に受験できる出願州があること(学位要件のないモンタナ州のほか、単位条件を満たせばニューヨーク州、アラスカ州、グアムなど)。大学生は時間の自由度が高く、週20時間を投下すれば1年〜1年半で4科目を走り切る人もいます。
ただUSCPAは、全員に勧める資格ではありません。 IBDやヘッジファンドの投資職を狙うなら、優先順位は「簿記2級→財務モデリング→CFA Level I」で、USCPAはその次です。USCPAが最大の武器になるのは、①外銀のコントローラーズ・ファイナンス部門、②アセマネの運用管理・プロダクト・リスク、③Big4 FASや監査法人を経て外資金融に行くルート、④海外大生が「英語で会計ができる」ことを一発で証明したい場合、です。1年生でここまで見えている人は、2年生からUSCPAに入っても3年生の4月に間に合います。
選択肢:US CMA(米国公認管理会計士)。 Part 1(財務計画・業績・分析)とPart 2(戦略的財務管理)の2科目、各4時間。学習時間は300〜500時間とUSCPAより軽く、2025年6月からは日本語での受験も可能になりました。管理会計・FP&A・経営意思決定の資格なので、外銀・ヘッジファンドの投資職への直接の武器にはなりにくいものの、事業会社の財務、コンサル、PEの投資先経営(バリューアップ)を見据える人には効きます。取るなら英語で。日本語で取れるようになったからこそ、英語で取ったことに意味が出ます。
資格の「語り方」がすべて。 どの資格も、持っているだけでは加点されません。「なぜ取ったのか」「何を学び、それをどう使ったのか」を語れて初めて武器になります。CFA Level Iの勉強で得た知識でストックピッチを書いた。簿記で学んだ仕訳で、長期インターン先の資金繰り表を作った。この「資格×実践」の掛け算を、1・2年生のうちに作ってください。
武器④ 挑戦とリーダーシップ:「サークル副代表」では埋没する
外銀の面接官が「学生時代に力を入れたこと」で見ているのは、思い出話ではありません。「負荷の高い環境で、自ら決断し、他者を動かして、結果を出したか。それを再現できるか。」 これを、私は「規模×主体性×結果×再現性」の4軸で見てきました。
この4軸で「サークル副代表」「アルバイトのリーダー」を見ると、規模も結果も弱く、書類の段階で埋没します。東大・早慶・海外大の競合は、以下のような材料を持って3年生の4月にESを書いています。
そして、リーダーシップは「役職」ではありません。「自分がいなければ起きなかった変化」です。 1年生の今から、「自分が始めたこと」を一つ作ってください。小さくていい。ただし、2年間続けて、数字で語れる結果を出す。3年生の4月に「これは私が始めたことです」と言える材料が一つあるかどうかで、ESの重さが変わります。
武器⑤ インターン:1年生の長期インターン、2年生のサマー「予行演習」、3年生のサマーで内定
インターンは三段構えで考えます。
第一段:1年生の冬〜2年生の長期インターン。 スタートアップ、VC、独立系M&Aブティック、資産運用系のベンチャー、証券リサーチのアシスタント、コンサル。ここで身につけるのは、Excel・PowerPointの実務速度、社会人との仕事の作法、そして「成果を数字で語る」経験です。「週3日、1年間、資金調達資料の作成を担当し、シリーズAの調達に貢献した」。この一行が書けるかどうかで、外銀のESの説得力が変わります。選ぶ基準は「名前」ではなく、①財務・投資・事業の数字に触れられるか、②社会人がフィードバックをくれる環境か、③成果が自分の名前で残るか、の3つです。
第二段:2年生の夏に、外銀のサマーを「受けて、落ちる」。 ゴールドマン・サックスの日本の短期インターンシップは「全学年」が対象です。2年生でGSのES・Webテスト・録画面接を経験し、面接で英語を求められて撃沈する。これは失敗ではなく、1年前に本番のリハーサルができるということです。他社の説明会や早期イベントにも、1・2年生で顔を出す。3年生の本番で初めて選考を経験するライバルと、1年前に落ちて敗因を分析し、1年かけて埋めてきたあなた。差は明白です。
第三段:3年生のサマーで内定を獲る。 外銀のサマー(GS IBDは2日間・50名の枠)、Point72のInsight Program(3年生の夏、5日間)、ブラックロックのAPACサマーインターン(卒業前年)、ミレニアムのインターン(8月応募開始)。ここで結果を出せば、外銀は9〜12月に内定、ヘッジファンドは4年生のサマーインターン(Point72は8週間)からAcademyへとつながります。サマーは「参加すること」がゴールではなく、「ジョブで無双すること」がゴールです。 武器③の財務モデリングが手に付いていない学生は、ジョブの初日に序列が決まります。
海外大生へ。 米国では1年生の夏に参加できるインサイト系プログラムや、2年生向けの早期プログラムが各社にあります。英国のスプリングウィークは1年生の春です。「2年生の1月にレジュメを出す」ために、1年生の夏の過ごし方(東京でのインターン、リサーチ、投資クラブ、モデリングの習得)を、今年のうちに決めてください。
武器⑥ 社会人とのコミュニケーション:OB・OG訪問は「情報」ではなく「訓練」
外銀の選考対策として「OB訪問」が重視されるのは、情報を得るためだけではありません。社会人と対等に、敬意を持って、密度の高い30分を作れるか。これは面接で最初の3分でわかります。1・2年生のうちに、社会人と話すことに慣れてください。やり方を具体的に書きます。
誰に会うか。 大学のキャリアセンターのOB名簿、ゼミ・研究室・体育会・サークルの先輩、長期インターン先の社員、留学先の日本人ネットワーク、LinkedIn、そして紹介の連鎖。目標は、3年生の4月までに、外銀・アセマネ・ヘッジファンドの現役・出身者30人。 1・2年生の間なら、月1〜2人で達成できます。
どう依頼するか。 件名に「大学名・学年・氏名・OB訪問のお願い」。本文は5行以内。①自分が誰で、なぜあなたに会いたいのか(その人の経歴の具体的にどこに興味があるか)、②聞きたいことを2〜3点、③30分でよいこと、④相手の都合に合わせること、⑤感謝。返事は24時間以内に返す。時間は1分たりとも遅れない。これだけで、学生の上位10%に入ります。
30分をどう設計するか。 最初の3分で自己紹介と「今日この30分で持ち帰りたいこと」を伝える。質問は「調べればわかること」を絶対に聞かない。聞くのは、①その人がその仕事を選んだ意思決定の理由、②仕事で最も難しかった判断とその理由、③今の自分(1・2年生)が、その人の立場で見て何をすべきか、④次に会うべき人の紹介。最後に「学びを3点、自分の言葉で」要約して伝える。相手の話を、自分の言葉で構造化して返せる学生は、ほぼ例外なく面接も強い。
その後。 24時間以内に、具体的な学びと次のアクションを書いたお礼メール。3か月後に「あの助言を実行して、こうなりました」という報告。これが「社会人と長期的な関係を築く力」であり、外銀の面接官が「この学生はクライアントの前に出せるか」を判断する材料そのものです。
そして、社会人とのコミュニケーションは、敬語やマナーの話にとどまりません。「結論から話す」「相手の時間を奪わない」「数字と事実で語る」「わからないことは、わからないと言う」。 この4つは、外銀のアナリストがMDに報告するときの作法と同じです。1年生から社会人に揉まれた学生は、面接で「学生らしさ」が抜け、一段上に見えます。
武器⑦ マーケット感覚とストックピッチ:毎日の習慣が、面接の最後の1問を決める
外銀の面接で「最近気になったニュースは」と聞かれる。アセマネで「あなたなら何に投資するか」と聞かれる。ヘッジファンドでは、ストックピッチが選考の入口そのものです。マーケット感覚は、3年生の4月に詰め込めるものではありません。1年生からの毎日の習慣です。
毎日:日本経済新聞、そしてWall Street Journal、Financial Times、Bloombergのいずれかを英語で。金利、為替、株式指数、コモディティの動きと「なぜ動いたか」を、1日1行でもいいので記録する。英語の経済ニュースを毎日読むこと自体が、TOEFLと英語面接の対策になります。
毎週:1社の決算短信や有価証券報告書(米国企業ならアニュアルレポート)を読み、財務3表と経営の物語をつなげる。M&AやIPOのニュースを1件、「なぜこの価格か」「誰が得をするか」の視点で分析する。
毎四半期:ストックピッチを1本書く。構成は、①投資テーゼ(1行)、②市場が織り込んでいない見方(バリアントビュー)、③カタリスト(いつ、何が起きると株価が動くか)、④バリュエーション(DCFとマルチプルで目標株価)、⑤リスクと、そのリスクが顕在化したときの対処、⑥ポジションサイズ。2年生の終わりまでに4〜6本。Point72のケーススタディで問われる「ビジネスの洞察力」は、この積み重ねからしか出ません。
少額でよいので、自分のお金で運用する。 利益より「なぜ買い、なぜ売り、何を間違えたか」を記録することが目的です。面接で語れる「自分の失敗」があるかどうかが、本気度の証明になります。
7つの武器を、もう一度並べます。 GPA、英語と交換留学、会計財務と資格、挑戦とリーダーシップ、インターン、社会人との対話、マーケット感覚。これらは独立していません。GPAを取るために会計・統計・ファイナンスの科目を履修し、その知識でCFAとストックピッチを書き、長期インターンで実践し、OB訪問で社会人に磨かれ、留学先で英語で議論し、その全部を3年生の4月のESと面接で語る。一本の物語につながっているかどうかが、3年生の4月に決まります。
4. 学年別・逆算ロードマップ:1年生の4月から3年生の夏まで
7つの武器を時間軸に落とすと、こうなります(国内大学・4月入学の場合。海外大生は表の後に記します)。
海外大生(米国・英国)の場合は、すべてが1年前倒しです。 1年生:GPA 3.7以上を確保、投資クラブ・ケースコンペ、モデリング習得、1年生向けインサイト/スプリングウィークへの応募、夏は東京でのインターンや日本の金融の現場を体験。2年生:夏(8月〜)から早期募集に応募し、1月の本格募集でサマーアナリストを獲る。3年生:サマーアナリスト→新卒オファー、11月のボスキャリで日本オフィスの内定を積み上げる。4年生:ボスキャリ、Point72 Academy等の卒業後プログラムへ。
この表を見て、「もう2年生の後期だ」と青ざめた人。まだ間に合います。ただし、この表の「2年分」を、残り7か月に圧縮しなければなりません。一人で優先順位を切れる人はほとんどいない。だからアルファがあります。
5. 落ちる1・2年生の典型7パターン:あなたは、大丈夫ですか
18年以上、外銀・アセマネ・ヘッジファンドに受かった学生と落ちた学生を見てきた中で、「1・2年生の段階で、すでに負け筋に入っている」パターンがあります。逃げずにチェックしてください。
パターン①:「3年生になったら本気を出す」型。 1・2年生をサークルとバイトで過ごし、3年生の4月に外銀の説明会で初めて「ES締切6月」を知る。最も多く、最も取り返しがつかないパターンです。
パターン②:楽単GPA型。 GPAは3.9。しかし履修は全部レポート課題の教養科目で、会計も統計も取っていない。面接で「なぜこの科目を」と聞かれて沈黙する。GPAは高いのにジョブで手が動かない。
パターン③:資格コレクター型。 簿記、FP、TOEIC、証券外務員と資格欄は埋まっているが、「なぜ取ったのか」「何に使ったのか」が語れない。資格は武器ではなく、武器を作るための材料です。
パターン④:留学しただけ型。 交換留学に行ったが、日本人と過ごし、旅行をして帰ってきた。TOEFLは行く前から伸びず、現地での挑戦の物語がない。面接官は、留学経験者を何百人も見ています。「行った」ことに価値はありません。
パターン⑤:OB訪問ゼロ型。 社会人と話した経験がなく、面接で「学生同士の会話」の空気が出る。敬語が崩れ、結論から話せず、質問の質が低い。スペックが高いのに一次面接で落ちる学生の多くがこれです。
パターン⑥:英語面接沈黙型。 TOEIC900はあるが、英語で自分の意見を主張し、反論に耐える訓練をしていない。GSの面接で英語に切り替わった瞬間に、声が小さくなる。
パターン⑦:「なぜこの仕事か」が浅い型。 「成長したい」「若いうちから裁量がある」「年収が高い」。これは志望動機ではなく、条件の羅列です。外銀は激務とプレッシャーの中で食らいついてくる人間を探しています。ヘッジファンドは「マーケットへの本物の情熱」を見ています。日本経済、企業、資本市場に対して自分は何を成したいのか。これを1年生から考え始めた人と、3年生の4月に初めて考える人の差は、面接の最初の5分で見抜かれます。
7つのうち、一つでも当てはまるなら、今日から修正できます。三つ以上当てはまるなら、今すぐ相談に来てください。3年生の4月では、もう修正できません。
6. なぜ、1・2年生で「アルファ」に来るべきなのか
アルファカレッジは、18年以上、80,000名以上の就活・転職・留学・キャリアを支援してきました。代表の私自身がゴールドマン・サックスIBDの出身であり、外銀の面接官が何を見ているのか、ジョブで誰が評価されるのかを、採る側の目線で知っています。アルファのアドバイザー陣には外銀・ヘッジファンドの出身者が揃い、毎年250名以上の就活生を支援し、ゴールドマン・サックスをはじめとする外資金融、総合商社、外資コンサルへの内定を積み上げてきました。
そして今、アルファに来ている東大・早慶・海外大の1・2年生は、この記事に書いた7つの武器を、一人ひとりの逆算ロードマップに落とし込み、すでに動いています。 1年生の履修設計から一緒に組み、TOEFLを1年生の冬に100点に乗せ、交換留学の出願を通し、簿記からCFA Level Iまでの学習計画を引き、長期インターンで語れる成果を作り、社会人との対話を訓練し、ストックピッチを添削し、2年生の夏に外銀のサマーを「予行演習」として受け、3年生の4月に完成したESと英文レジュメで本番に臨む。これが、3年生の秋に「なぜ1年生のときに来なかったのか」と言われる学生との差になります。
アルファの「投資銀行圧勝内定コース」「アセットマネジメント圧勝内定コース」、そしてヘッジファンド志望者向けのストックピッチ・ケーススタディ特訓では、1・2年生に対して以下を、あなた専属の個別指導としてワンストップで行います。
さらにアルファの支援は、内定で終わりません。外銀・アセマネ→ヘッジファンド・PE、あるいはMBAを挟んだキャリアの二段ロケットまで、5年・10年単位で一緒に設計します。ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ブラックロック、Point72、ミレニアムといった外資金融・ファンドへの内定・転職支援は、アルファが日本で最も得意とする領域です。
最後に:東大・早慶・海外大の1・2年生のあなたへ
もう一度言います。ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ブラックロック、Point72、ミレニアムに新卒で入る勝負は、3年生の4月に終わっています。
その日にESに書けるのは、それまでに「終わらせた」ことだけです。GPAは1年生の成績が消えず、交換留学は応募から出発まで1年かかり、CFAは3年生の5月が最初のチャンスで、外銀IBDの席は全社で40〜60。ヘッジファンドの席はさらに少なく、1年以上前に埋まっていく。この構造の中で、1年生の今日と、3年生の4月は、一本の線でつながっています。
同じ大学の、同じ学年の学生が、今この瞬間、アルファでその線を引き、走り始めています。
あなたは、大丈夫ですか。
今すぐアルファに相談だ。
TJ
アルファカレッジ|http://college.alpha-academy.com/
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アルファ代表TJプロフィール
TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリティを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。