就活準備(大学1,2年)
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大学2年生から始める投資銀行(IBD)就活完全ガイド
こんにちは、アルファカレッジ代表のTJです!
投資銀行志望は年々増えていますが、本気で準備できている人はごくわずかです。多くの人が「まだ2年だから大丈夫」と考えているうちに、実はもう勝負は始まっています。
投資銀行の就活は、想像以上に準備が必要です。GPA、英語、テクニカル、面接、どれも一朝一夕では仕上がりません。特に外資系金融は、1年かけて戦略的に積み上げる人だけが内定を取る世界です。
しかし逆に言えば、年内に正しく動き出せば、十分間に合います。アルファでは毎年、大学2年の秋・冬から始めた人たちが、翌年のサマーインターンやボスキャリで次々と外銀内定を掴んでいます。
今日は、そんな「最短で内定を勝ち取るための具体的な戦略」を、フェーズごとにわかりやすく解説します。今まさに「投資銀行を目指したいけど、何から始めればいいのかわからない」という方は、この記事を最後まで読んでください。ここから、あなたの“内定までの道筋”がはっきり見えてきます。
なぜ「大学2年のいま」動くべきなのか
投資銀行の就活は、想像以上にやるべきことが多く、1年以上の準備が前提です。
GPA、英語力、テクニカル知識、面接力など、どれも一朝一夕では身につきません。
まず、ボスキャリに参加できるかどうかは、すでに今のGPAと英語力で決まっています。さらに、サマーインターンは翌年の夏。そこから逆算すると、今から動かないと本選考の時期には十分な力をつけられません。
外資系金融の選考では、近年HireVue(AI英語面接)が当たり前になっています。
「英語が苦手だから最後に詰めよう」と思っても、短期間で自然な英語面接ができるようにはなりません。毎週少しずつでもアウトプットを積み重ねることが、確実な差につながります。
そして、最も大切なのは、「点の努力」では勝てないということ。
資格を取る、ESを書く、面接を受けるなど、それぞれを単発で頑張るだけでは結果につながりません。「どんなキャリアを描きたいのか」「なぜIBDなのか」という一貫したストーリーを早いうちに固め、そこから逆算して行動すること。
それが、内定を勝ち取る人だけが持つ“構造的な準備力”です。
時間は誰にとっても限られています。だからこそ、大学1・2年のうちに動き出す人が、最終的にディナー招待から内定まで一気に駆け上がっていくのです。
全体図:大学2年から内定までのロードマップ
投資銀行を目指す就活では、すべてが「短距離走」ではなく「長期戦」です。
どんなに優秀な学生でも、対策の順序や深さを間違えると結果は出ません。
ここでは、大学2年から始めて内定を掴むまでの全体像をお伝えします。
フェーズA(いま〜3か月):基礎固め
最初の段階で見られているのは、学業の姿勢と基礎力です。
企業や留学選抜では、GPAや英語力など“数字で示せる実績”が問われます。また、外資金融の面接では必ず「最近気になるマーケットニュース」や「いま投資すべき銘柄」を聞かれます。この時期にどれだけニュースを理解し、自分の言葉で語れるかが後々大きな差になります。
「まだ早い」「そのうちやる」と思っていると、気づけば他の候補者がすでにスタートを切っています。最初の3か月で、“選ばれる側の準備”を始めることが勝負の分かれ目です。
フェーズB(3〜9か月):差別化づくり
投資銀行の選考では、「似たような優秀層」が最後まで残ります。そこで問われるのが、“なぜあなたなのか”という一点です。
面接では「なぜ投資銀行か」「なぜM&Aに関心があるのか」といった質問が繰り返され、さらに「どんな視点で企業を評価しているか」「自分ならどう提案するか」と深掘りされます。ここで答えが薄いと、どんなに英語ができても落とされます。
自分の経験や考えを、IBDの業務とどうつなげるか。
この設計を一人で作るのは難しく、多くの学生が「なんとなく」で終わってしまいます。この段階でアルファに相談する人が、後にディナーに呼ばれ、内定を掴んでいきます。
フェーズC(9か月以降):内定設計
ここからは「最後の壁」を突破する時期です。サマーインターンやボスキャリでは、数十分の面接で自分の全てを見抜かれます。質問はシンプルでも、評価されるのは“構造的な思考力”と“現場のリアリティ”。「なぜそう思うのか」「その数字の根拠は?」と聞かれた瞬間、準備の深さが露わになります。
また、最終面接では英語力だけでなく、考え方の一貫性と説得力が試されます。「Why IB」「Why us」という2つを自分の言葉で語れなければ、合格はありません。
投資銀行に内定する人たちは、例外なく超合理的です。
「なんとなく頑張る」「あとでやる」ではなく、最短で成果を出す道筋を最初から設計しています。だからこそ、早い段階で正しい情報と戦略を手に入れ、必要なスキルを効率的に積み上げていくのです。
一方で、「自分でやってみてから考える」という人ほど、気づいた時には時間が足りません。投資銀行の選考は待ってくれませんし、競争は想像以上に速く、厳しいものです。
だからこそ、合理的に勝ちにいくなら“早く・一緒に・正しく”動くこと。早く動く人だけが、確実にチャンスを掴み取っています。
投資銀行内定のためには、最低でも1年必要
投資銀行の就活は、想像以上に速く、そして厳しい戦いです。一つひとつの選考で求められるレベルが高く、表面的な努力では通用しません。だからこそ、「あとでやろう」「自分でできる」という考えのままでは、気づいた時にはすでに勝負がついています。
一方で、内定を勝ち取る人たちはみな、合理的で戦略的です。限られた時間の中で、最短で成果を出すためのルートを設計し、プロとともに動いています。その結果、他の学生が焦り始める頃にはすでに、面接やディナーの席に座っているのです。
この選択が、1年後のあなたの立ち位置を決めます。
GPA、英語、テクニカル、面接など、一人で就活準備する時代は終わりました。正しい順序で、正しい準備をすれば、誰でもトップ企業に届く。いま動く人だけが、確実に勝ちます。
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TJプロフィール
TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。
株式会社エイチ・アイ・エス 澤田 秀雄会長等起業家の方々よりの事業立上指南を頂く)シカゴ大学ビジネススクール卒業生会 プレジデント(2006-2010)ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリテイを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。