伊藤忠商事28卒インターン選考スタート!三井物産に続く「インターンほぼ必須化」!商社選考に何が起きているのか?Winter Internship締切11月12日までにやるべき3つのこと
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伊藤忠商事28卒インターン選考スタート!三井物産に続く「インターンほぼ必須化」!商社選考に何が起きているのか?Winter Internship締切11月12日までにやるべき3つのこと
こんにちは、アルファアドバイザーズ代表のTJです!
10月23日、伊藤忠商事の28卒向けWinter Internshipのエントリーが始まりました。ここまでは例年どおりの動きに見えますが、公式サイトの2028年度採用スケジュールをよく見ると、国内大学の学生がインターンを経由せずに受けられる「3月エントリー・6月面接」の本選考が載っていません。
先に結論をお伝えします。「商社は6月に本選考を受ければいい」という常識は、28卒で終わりました。三井物産に続いて伊藤忠商事がインターン経由を採用の本線に据えたことで、総合商社は実質的にインターン必須の業界になったということです。
この記事では、何が起きているのか、なぜ商社がそう動いたのか、そして11月12日の伊藤忠の締切までに商社志望者が何をすべきかをお伝えします。
何が起きたのか:伊藤忠商事の28卒採用プロセス
伊藤忠商事の公式インターンシップページには、2028年度新卒採用ではインターンシップを選考プロセスの一部とし、インターンを通じた採用活動を中心に行うと明記されています。
公式の年間スケジュールを見ると、総合職の採用ルートは次の4本です。
・Boston Career Forum(海外大向け)
・海外大一般選考(海外大向け)
・Winter Internship(国内・海外大向け)
・Spring Internship(国内・海外大向け)
国内大学の学生向けは、WinterかSpringのインターンの2ルートだけです。どちらも書類選考、面接選考、インターン参加を経て、最終面接・内々定が5月に設定されています。4年生の6月1日を待たずに勝負が決まるということです。
27卒までは、冬インターン経由の早期選考に加えて、3月1日からESを受け付け、6月1日から面接が一斉に始まる本選考がありました。インターンに参加できなくても本選考で内定を狙える、というのが伊藤忠の採用の特徴でもありました。28卒のスケジュールからは、この国内向け本選考が消えています。
公式には「4月以降の選考スケジュールについては追って公開」という注記があるので、6月の本選考が完全になくなったと断定するのは早いかもしれません。
ただ、公式に示された採用の本線がインターンになったことは、公開情報から明らかです。6月を待っていては遅いという前提で動くべきだということです。
五大商社はもう横並びではない:インターン必須型と本選考開放型の二極化
伊藤忠の動きを五大商社全体の中で見ると、採用方式がはっきり二極化していることが分かります。
・三井物産:公式に「インターンシップを本選考プロセスに組み込んでおり、インターンシップに参加せずに入社することはできない」と明記。第1クール・第2クールの2クール制
・伊藤忠商事:28卒から三井物産型へ。WinterとSpringの2ルート
・三菱商事:夏インターンが中心だが、「インターンに参加しなくても本選考に参加できる」と明示
・住友商事:夏と秋冬にインターンがあり、優秀な参加者には優遇・早期選考あり。参加は必須ではない
・丸紅:冬インターンが中心で、公式には優遇を打ち出していない
三井物産と伊藤忠商事がインターン必須型、三菱商事・住友商事・丸紅が本選考開放型という構図です。ただし、開放型の3社も、インターン参加者が早期に内々定を得ていく実態を考えると、「インターンに出なくても大丈夫」と受け取るのは危険です。商社志望なら、五大商社すべてをインターン前提で動くのが現実的な判断だということです。
なぜ商社はインターン必須に動いたのか:その1、商社同士の囲い込み競争
五大商社は志望者が大きく重なります。三菱商事を受ける学生は三井物産も伊藤忠も受けるのが普通で、企業側から見れば、同じ学生を5社で取り合っている構造です。
この構造では、先に内々定を出した社が優秀層を押さえます。三井物産がインターン経由のみに先行して切り替え、インターンで3日間密着して見極めたうえで早期に内々定を出すようになると、6月まで待っていた他社は、すでに三井物産に心が決まった学生を相手にすることになります。
伊藤忠商事が追随したのは、この競争に合わせたと見るのが自然です。残る3社がいつまで6月の本選考を維持するかは、時間の問題だと私は見ています。
なぜ商社はインターン必須に動いたのか:その2、外銀・外コンとの優秀層争奪
商社が競っているのは商社同士だけではありません。
ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーといった外資系投資銀行、マッキンゼー、BCGといった外資系コンサルは、大学3年の夏から秋にかけて選考を進め、年内に内定を出します。
商社が6月まで待っていると、東大・京大・早慶上智のトップ層は、外資の内定を持った状態で商社を受けることになります。
商社が第一志望だった学生でも、内定を持って半年過ごすうちに、気持ちが外資に傾くというのはよくあることです。企業側から見れば、6月の本選考は「外資の滑り止め」として受けられている状態だということです。
商社が「3年秋決着」のスケジュールに自社を合わせない限り、外資と同じ土俵で優秀層を取りにいけないという危機感が、インターン必須化の背景にあります。
なぜ商社はインターン必須に動いたのか:その3、優秀層が金融に流れている背景
もうひとつ、私が19年間、商社と外資金融の両方を志望する学生を見てきて感じている変化があります。優秀層の志向が、以前より金融に寄っているということです。
外資系投資銀行の初年度年収、実力主義、若手からの裁量といった魅力は以前からありましたが、近年はそこに、投資銀行で数年経験を積んでからヘッジファンド、PE、アセットマネジメントへ進むというキャリアパスが、学生の目にもはっきり見えるようになりました。
商社は年収では決して引けを取りません。ただ、配属リスクや海外駐在のタイミングなど、「入社後が読めない」という点を敬遠する学生が増えているというのが、相談を受けていて感じる実感です。
アルファの支援実績で見ても、商社と外資金融の併願組は年々増えており、最終的に金融を選ぶ比率が上がっています。
商社側から見れば、インターンで早期に接点を持ち、3日間かけて「入社後」を具体的に見せることが、優秀層を金融に流さないための囲い込み戦略になっているということです。インターン必須化は、学生を絞るためというより、学生をつなぎ留めるための施策だと理解しておくと、インターンで何を見られるかも分かってきます。
伊藤忠商事 Winter Internship の具体情報
ここからは、記事を読んだ方がすぐに動けるように、伊藤忠商事の28卒インターンの具体情報を整理します。日程は公式サイトの公開情報に基づいていますが、最新情報は必ず伊藤忠の採用マイページで確認しましょう。
◼︎Winter Internship(第1回から第4回)
・エントリー開始:10月23日
・STEP1 ES・履修履歴の締切:11月12日
・STEP2 適性検査結果の締切:11月19日
・STEP3 PR動画の締切:11月25日
・開催日程:1月20日から2月8日の間に4回。3日間終日、対面、東京開催
・関東圏外からの参加者には交通費と宿泊費が支給される
◼︎Spring Internship(第5回・第6回)
・エントリー開始:1月7日
・STEP1 ES・履修履歴の締切:1月28日
・STEP2 適性検査結果の締切:2月7日
・STEP3 PR動画の締切:2月14日
・開催日程:4月11日から16日の間に2回
注意点として、WinterとSpringは併願できません。本命なら準備を間に合わせてWinterに出す、どうしても準備が間に合わないならSpringに回す、という判断が必要です。ただ、Winterの4回に対してSpringは2回で、枠は明らかに小さいです。伊藤忠を本気で狙うなら、Winterに全力を注ぐべきだと私は考えています。
選考はES・履修履歴、適性検査(C-GAB)、PR動画の3ステップに加え、インターン二次面接・適性検査の合格者が3日間のインターンに参加し、その後に最終面接・内々定という流れです。つまり、本選考と同じ重さの選考が、11月から始まるということです。
商社インターンに通るための対策:本選考対策を11月までに終わらせる
伊藤忠のWinter Internshipに通るために必要なのは「インターン対策」ではなく、本選考レベルの対策を11月12日までに終わらせることです。やるべきことは5つあります。
ES:事業部門レベルで語れるか
伊藤忠のESは課題解決型と独自設問型が特徴です。「商社で何をやりたいか」を、食料、繊維、機械、エネルギー・化学品といった事業部門のレベルで語れるかが問われます。「グローバルに活躍したい」という抽象的な志望動機では、五大商社すべてに同じESを出していると見抜かれます。
PR動画:撮って直すを繰り返す
伊藤忠のPR動画は、三井物産の120秒ビデオと同系統です。原稿を書き、撮影し、見直して直す、を繰り返す以外に上達する方法はありません。初めて撮った動画をそのまま提出する学生と、10回撮り直した学生の差は、見る側には一目で分かります。
C-GAB:正答率8割が通過ライン
伊藤忠を含む五大商社のインターン選考では、Webテストにテストセンター受検のC-GABが使われます。電卓なしで計数29問を15分で解く形式で、商社の通過ラインは正答率8割前後です。ここで落ちると面接にすら進めません。C-GABの対策については、先日の記事「三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠・丸紅のGAB通過ラインは正答率8割」で詳しく書いていますので、あわせて読んでみてください。
面接:3日間一緒に働きたいと思わせられるか
インターン選考の面接は、本選考以上に「人柄」と「商社適性」を見られます。面接官が判断しているのは、この学生と3日間一緒にワークをしたいか、社員に会わせて恥ずかしくないか、という点です。志望動機の完成度より、話していて信頼できるかどうかが重視されるということです。
インターン当日:発言量ではなく議論を前に進めたか
インターンに参加できたら、そこからが本番です。評価されるのは発言の多さではなく、チームの議論を前に進めたかどうかです。インターン中の評価が最終面接に直結するので、3日間を通して「この人と働きたい」と社員に思わせることが内々定への条件になります。
ここまで読んで、やることは分かったけれど、ES、動画、C-GAB、面接を3週間で全部仕上げるのは一人では難しい、と感じた方も多いと思います。その感覚は正しいです。
外銀・外コン併願組へのアドバイス
ゴールドマン・サックスやマッキンゼーと商社を併願している方は、外資の選考と商社インターン選考が同じ秋に重なります。ここで多いのが、外資向けに作ったESや動画をそのまま商社に使い回してしまう失敗です。
商社の面接官が併願組に必ず聞くのは、「なぜ金融やコンサルではなく商社なのか」です。この問いに自分の言葉で答えられないと、「外資の滑り止め」と見られて落ちます。商社側が優秀層の金融流出を警戒していることは、この記事で書いたとおりです。併願組ほど、商社向けの志望動機を別に言語化しておく必要があるということです。
両方を本気で受ける学生ほど、アルファの個別指導で優先順位とスケジュールを組んでいます。秋の3か月をどう配分するかで、両方取れるか、両方落とすかが決まります。
アルファの商社インターン支援
アルファでは、商社インターンのES、PR動画、C-GAB、面接を一気通貫で仕上げる個別指導を行っています。19年間、80,000人以上の就活・転職を支援してきた実績をもとに、伊藤忠のWinter Internship締切に間に合わせるスケジュールで対策を組みます。
・GAB/CAB実践演習特訓:C-GABの形式と制限時間で演習し、失点パターンを4分類で記録して商社の通過ラインとの差を毎回フィードバック
・三井物産120秒ビデオ対策:伊藤忠のPR動画にもそのまま使える動画選考の対策
・商社面接圧勝特訓:インターン選考の面接で問われる「商社適性」を徹底的に鍛える
ボストンキャリアフォーラムに参加する海外大生は、伊藤忠にはBoston Career Forumルートもあります。BCF対策と商社インターン対策を併用する形でご相談ください。
まとめ:28卒の商社就活は11月12日から始まる
「商社は6月」という時代は終わりました。三井物産に続いて伊藤忠商事がインターン経由を本線にしたことで、総合商社は実質インターン必須の業界になり、28卒の商社就活は、11月12日の伊藤忠Winter Internship締切から始まります。
三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅を本気で目指すなら、6月を待たず、今日から本選考レベルの準備を始めましょう。アルファが19年分の商社内定者のデータをもとに、あなたの準備を一緒に仕上げていきます。
アルファアドバイザーズ代表 TJ
ご相談はアルファウェブサイト:http://www.alpha-academy.com/
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アルファ代表TJプロフィール
TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリティを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。