【商社ケース面接対策】三菱商事・三井物産・伊藤忠でも“ケース”が増加中。勝敗を分ける対策とは？

こんにちは、アルファカレッジ代表のTJです！

最近、総合商社の選考で 「ケース面接」 が出題される割合が明確に増えています。
三菱商事の「自分史」や事業提案だけでなく、三井物産や住友商事でも、事業構想・収益モデル・リスクの説明を求められるケースが急増しています。

・なぜ商社はケース面接を重視し始めたのか。
・そして、どう準備すれば内定レベルに到達できるのか。

この記事では商社のケース面接について解説します。

商社がケース面接を重視し始めた“本当の理由”

ケース面接が増えた背景は、シンプルです。

・世界の商社ビジネスが「構想力 × 実行力」で決まるフェーズに入った
・既存の資源・非資源ビジネスだけでは利益成長が頭打ち
・AI・気候変動・インフラ転換など、大きなテーマを“事業化”できる人材が必要
・海外案件・新規投資の不確実性が高まり、論理的思考の重要度が上昇

つまり商社は今、「自分の頭で事業をつくれる人」を欲しています。言い換えると、ケース面接はまさに「商社の仕事そのもの」を短時間で試す場です。

ケース面接に落ちる人の特徴

1. ロジックが“点”でつながらない

・途中で論理が飛ぶ
・結論と根拠の接続が弱い
・要素は出るが「構造化」ができていない

商社のケースは「構造の深さ」がすべてです。ロジックの強さはもちろん、構造的なわかりやすさも重視されます

2. 収益モデルの説明が曖昧

多くの学生は、「売上が上がります」「コスト下がります」で終わってしまい、深さが足りません。商社が求めているのは“どのように・いくら儲かるか” の具体性です。学生は特に、商人としての視点がかけていることが多いです。

3. “商社らしさ”が抜け落ちている

・ただのアイデア勝負になっている
・投資銀行やコンサルっぽい説明で終わる
・パートナー・商流・JVなどの「商社文脈」がない

商社は“自分たちが実行できる事業案か”で見ています。商社というリソースを活かしていかにビジネスに繋げられるかまで見られています。

4. 実現可能性が低い

良いアイデアでも、「どうやって実行するか」まで落ちていないと一発で落ちます。現実離れした施策や、実行可能性が限りなく低い施策などは低評価です。

内定していた人がやっていた“本物の対策”

一方で、三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠などに内定していた学生には、明確な共通点があります。

1. 基礎的な型の反復

合格者は例外なく、ケースに対して“再現性のある回答パターン”を練習しています。
「課題 → 事業案 → 商社文脈 → 収益 → リスク → 実行」という筋がぶれません。勘違いしてほしくないのは、フレームワークになんでも当てはめれば良いというものでもないということです。大まかな流れ・構造を理解し、それに当てはめて問題解決を考える思考プロセスが重要です。

2. 商社事業を“構造”で理解している

「商社に入った時にどのように働けるか？」という視点も重要です。
そのため、商社のビジネスを、「投資」「商流」「パートナー」「アセット」「海外リスク」などのフレームで理解しましょう。そうすることで、どんなテーマでも軸がブレなくなります。

3. “実行までの道筋”を語れる

・初期ステップ
・パートナー選定
・必要資金
・リスクと対策
・最初の収益ポイント

これを自分の言葉で話せるようにしましょう。単に課題に対するソリューションを提案するだけではなく、「どのパートナーと、どのように」という視点が重要です。

4. プロの指導を受ける

これは事実として、18年商社の内定者を見てきて確信していますが、合格者のほぼ全員が ケースの型・ロジック・表現をプロと磨いています。商社就活は、準備の精度がそのまま合否に直結します。独学や先輩を頼って商社に内定することはできません。

商社ケース面接は“独学では埋まらない差”が出る。だからプロと戦略的に準備すべき

商社のケース面接は、単なるアイデア勝負でも、地頭の良さを見せる場でもありません。
評価されるのは、構造化された思考、商社文脈での事業理解、そして 実行まで語れる総合力です。

そして、この３つは“正しい型”を知らないと、どれだけ時間をかけても身につきません。アルファで内定していく学生の多くが、まさに 「型 × 練習 × 修正」 で一気に伸びています。

商社就活は、準備の方向性を誤らなければ必ず勝てます。だからこそ、早い段階からプロと一緒に戦略的に積み上げることが最も効率的です。

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18年の実績、住友商事→シカゴMBA→ゴールドマンIBDの代表TJが、三菱商事・丸紅・三井物産・住友商事・伊藤忠に本気で行きたい方を徹底的に鍛えています。独学で遠回りするより、プロと一緒に正しい型をつくるほうが圧倒的に早いです。

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商社志望者オススメのケース面接特訓

① 三菱商事ケース面接対策（基礎マスター）

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三菱商事のケースは「構造化 × P/L理解 × 事業投資」の３点が絶対条件。本番で問われる“商社的ビジネス思考”を、再現性のある「型」として徹底的に身につける特訓です。

特訓で得られるもの
・三菱商事の過去傾向に完全対応した構造化フレーム
・事業投資・事業創造を語れるレベルまで引き上げ
・面接官と同じ評価基準で採点される“本番仕様”の対策
・理解→実践→評価→改善のサイクルで、ケース突破力が急成長

三菱商事に本気で行きたいなら、まずはこの基礎マスターが最短ルートです。

② 丸紅ケース面接対策

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丸紅のケースは「価値創造 × 事業投資 × 多様なポートフォリオ」の理解が必須。丸紅特有の“総合力を試すケース”に完全対応した特訓です。

特訓で得られるもの
・丸紅の出題傾向に沿った本質トレーニング
・価値創造・収益構造・事業性評価を体系的に習得
・初見ケースのみで評価される“丸紅本番仕様”の実戦型対策
・志／自分史／ケースの一貫性まで徹底的に整備

丸紅を第一志望にする学生が、内定まで一気に到達できる“勝ち筋”を集約しています。

TJプロフィール

TJ：住友商事株式会社（主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事（NY）における研修生として選抜（最年少）住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜）シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学（ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻）。シカゴ大学日本人会（The University of Chicago Japanese Association）ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行（その後毎年恒例となる）。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務（メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達（IPO含む）サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。）経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。
株式会社エイチ・アイ・エス 澤田 秀雄会長等起業家の方々よりの事業立上指南を頂く）シカゴ大学ビジネススクール卒業生会 プレジデント（2006-2010）ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル／FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリテイを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。