「留学したら就活、うまくいきますか?」と聞きたくなる脳の正体。なぜ、あなたはゴールドマンや三菱商事などトップ企業就活でうまくいかないのか
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「留学したら就活、うまくいきますか?」と聞きたくなる脳の正体──なぜ、あなたは就活でうまくいかないのか
毎年、私のもとには、驚くほど多くの人から同じ質問が寄せられます。
「留学したら、就活はうまくいきますか?」
大学生のうちに海外大学へ、もし行っていないなら海外大学院に行ってから就活したらうまくいく。就活の結果をこれだけ見て、圧倒的に海外大学・海外大学院、すくなくとも東大早慶で交換留学をした人が、外銀・商社の内定を得ているのを見ています。その現場からお伝えしていることです。
そして、もう一つ。
「留学したのに、うまくいかなかった人もいますか?」
この2つの問いに、脳科学者として、少しだけ厳しいかもしれない答えをお伝えします。
あなたが就活でうまくいかない理由は、留学をしたかどうかではありません。その質問をしてしまう"脳のクセ"そのものにあります。
今日は、その正体を、できるだけ深く解き明かしていきます。
この記事を書いた人|坂下絵美(さかした えみ)
アルファアドバイザーズ 共同創業者/COO・アルファメンタルラボ統括
女子学院中学・高等学校を卒業後、東京大学理科二類に現役合格。東京大学大学院薬学系研究科にて薬学・脳科学を、コロンビア大学教育大学院にて教育学を修める。
薬学(脳・神経・ホルモンの科学)、脳科学(認知・ストレス・意思決定)、教育(人が伸びる仕組み)という3つの領域を横断する、稀有な専門性を持つ。「日本最強の勉強・受験・キャリアアドバイザー」として知られ、アルファアドバイザーズの共同創業者の立場から、18年以上・延べ8万人以上のキャリア相談に向き合ってきた。
就活・留学・キャリアにおける「うまくいく人」と「いかない人」の差を、根性論や運ではなく、脳の使い方から解き明かす。何万人もの相談者を見てきたからこそ言える──結果を分けているのは、スペックではなく、思考のOSである。
結論:あなたの「問い」が、すでに答えになっている
最初に、いちばん大事なことを言います。
「留学したら受かりますか?」「失敗した人もいますか?」──この2つの質問は、就活がうまくいかない人の脳の状態を、これ以上ないほど正確に映し出しています。
なぜなら、就活の面接で評価されているのは、まさに「不確実な状況で、自分の頭で考え、決め、語れるか」だからです。そして、あなたが私に投げかけたその問いは、「不確実なことを誰かに保証してほしい」「動かなくていい理由がほしい」という、その真逆の脳のモードから生まれています。
つまり、質問の中身ではなく、質問のしかたそのものが、あなたの不合格の理由を物語っているのです。
ちなみに、「留学なんて時間もお金も投資する大事な機会だ!情報として聞くのは当然だ!」──この質問をしたくなるあなたの脳内には、こんな考えが浮かんでいると思います。私も、昔は投資もできない、「タダ」「コスパ」が大好きな人間でしたのでよくわかります。
ただ、本質は全く別の場所にあります。
ここからは、自分が変わりたい、外銀や商社、経営者の器になりたいという方だけ読んでください。
では、順番に、2つの「脳の正体」を解体していきましょう。
第1の正体:「保証」を求める脳
「留学したら、就活はうまくいきますか?」
この問いの奥にあるのは、保証への渇望です。動く前に、結果を確約してほしい。失敗するかもしれない不安を、誰かに消してほしい。
これは、あなたが特別に弱いからではありません。脳は、もともと不確実性を「脅威」として処理する器官だからです。先が読めない状況に置かれると、脳の警報装置である扁桃体が反応し、不安を生み出します。研究では、人は「確実に悪い結果」よりも「どうなるか分からない状態」のほうを強くストレスに感じることさえ分かっています。だから脳は、行動の前に「確実な答え」を欲しがる。これは生存のための、ごく自然な働きです。
ただし、ここに落とし穴があります。
「留学という"外側の何か"さえあれば結果が変わる」という考え方は、心理学でいう外的統制(自分の人生は外部の要因で決まるという感覚)に傾いた状態です。一方、就活で結果を出す人は内的統制──「自分の選択と行動で、結果は変えられる」という感覚を持っています。
採用面接は、この差を驚くほど敏感に見抜きます。「環境が整えば成果を出せます」と語る人と、「どんな環境でも自分で道を作ってきました」と語る人。同じ経歴でも、後者が選ばれる。保証を求める脳のままでは、保証のない場所で戦う仕事は、任されないのです。
第2の正体:「言い訳」を探す脳
そして、もう一つの問い。
「留学したのに、うまくいかなかった人もいますか?」
正直に言います。この質問を投げてくる人の脳は、しばしば「やらなくていい理由」を探しています。
人間の脳には、「やった方がいいと薄々分かっているのに、動けていない」という状態を、ひどく不快に感じる仕組みがあります。これを認知的不協和といいます。脳はこの不快を解消したい。そのとき、いちばん手軽な方法が──「動かない自分」を変えることではなく、「動かなくていい証拠」を集めることなのです。
「留学しても失敗した人がいる」と分かれば、脳は安心します。「ほら、やっても無駄なこともある。だから今の自分のままでいい」と。これが確証バイアス──自分にとって都合のいい情報だけを集めてしまう、脳のクセです。
けれど、考えてみてください。世の中のどんな挑戦にも、うまくいかなかった人は必ずいます。難関大学を受けて落ちた人も、起業して失敗した人も、必ずいる。それを根拠に動かないなら、人は一生、何もできません。
「失敗した人もいますか?」と探している間、あなたの脳は、未来を作る作業ではなく、現状維持を正当化する作業に時間を使っています。 そして就活の面接官は、この「言い訳を探すクセ」もまた、見抜きます。うまくいかない理由を環境や他人に求める人を、企業は採りたがりません。
なぜ、この2つの問いが、そのまま"不合格"につながるのか
ここまで読んで、気づいた方もいるかもしれません。
「保証を求める脳」と「言い訳を探す脳」。この2つは、就活の選考でまさに評価されるポイントの、ちょうど裏返しなのです。
面接で「学生時代に力を入れたこと」を聞かれて言葉に詰まるのも、「なぜ当社か」に通り一遍の答えしか返せないのも、根は同じです。普段から「正解を外に求め、リスクを避け、動かない理由を探す」脳の使い方をしている人は、その思考のクセが、そのまま面接の受け答えに滲み出る。
留学の有無は、本質ではありません。あなたが就活でうまくいかない本当の理由は、スペックの不足ではなく、思考のOSなのです。
留学が「効く人」と「効かない人」を分けるもの
ここで誤解のないように言っておきます。私は「留学は無意味だ」と言いたいのではありません。
留学は、人を化けさせる力を持つ、強力な装置です。ただし、それは魔法ではありません。
同じ1年の留学でも、結果はまったく分かれます。
「留学"さえ"すれば評価される」と受け身で行った人は、海外で日本人とだけ過ごし、何も持ち帰らずに帰ってきます。一方、「自分はこの留学で、何を取りに行くのか」と目的を設計して飛び込んだ人は、語学だけでなく、異文化で自分の頭で生き抜いた経験そのものを、面接で語れる武器に変えます。
差を生んでいるのは、留学という出来事ではなく、留学に向かう脳の使い方です。
だから、こうも言えます。「留学したら受かりますか?」と保証を求める脳のまま留学に行っても、おそらく何も変わりません。逆に、その脳の使い方を変えられる人なら、留学に行かなくても、就活はうまくいきます。留学は、あなたを変える脳を持っている人を、さらに加速させる装置にすぎないのです。
脳のOSは、書き換えられる
では、どうすればいいのか。希望のある話をしましょう。
ここまで説明してきた脳のクセは、生まれつきの才能でも、変えられない性格でもありません。思考の習慣であり、習慣は鍛え直せます。 脳には、使い方次第で配線を変えていく力(神経可塑性)があるからです。
第一歩は、問いの立て方を変えることです。
❌「留学したら、就活はうまくいきますか?」
⭕「就活でうまくいく自分になるために、留学で"何を"取りに行くか?」
❌「留学して失敗した人もいますか?」
⭕「うまくいった人は、留学を"どう"使ったのか?」
前者は、答えを外に求め、行動を止める問い。後者は、答えを自分の中に作り、行動を生む問いです。たったこれだけで、脳は「保証を待つモード」から「仮説を立てて検証するモード」へと切り替わり始めます。
そして、就活で評価されるのは、まさに後者の脳を持つ人なのです。
それを体系化したのが「就活圧勝脳プログラム」です
ただし、正直にお伝えします。問いの立て方を変える、と頭で分かっても、ほとんどの人は3日で元の脳に戻ります。脳のクセは「気合」では変わらないからです。変わるのは、設計された負荷を、正しい順番で、反復したときだけ。これは根性論ではなく、神経可塑性(脳が経験によって配線を変えていく力)という、脳の事実にもとづいた話です。
そして、ここで目指すのは「なんとか受かる」ではありません。複数の内定を、自分の意思で選び取る──"圧勝"する脳です。スペックでも運でもなく、思考のOSが変わった人は、就活の場で明確に勝ち越します。
その状態を、再現性をもって作るために体系化したのが「就活圧勝脳プログラム」。やることは、はっきりしています。次の5ステップです。
STEP 1|脳の現在地を測る(思考のクセ診断)
まず、自分の脳が「外的統制」「確証バイアス」にどれだけ傾いているかを可視化します。敵が見えないまま、戦うことはできません。出発点を数値で押さえます。
STEP 2|問いを変える(1日1リフレーミング)
「〜したら受かりますか?」という問いを、毎日1つ「受かる自分になるには、何を取りに行くか?」へ書き換える。保証を待つ脳を、仮説を立てる脳に変えるための、最小の筋トレです。
STEP 3|保証なしで動く(マイクロ意思決定トレーニング)
正解が分からない小さな選択を、毎日あえて自分で決めて実行する。内的統制(自分の行動で結果は変えられるという感覚)は、「自分で決めて、結果を引き受けた」回数の分だけ育ちます。
STEP 4|自分の言葉をつくる(経験の言語化ドリル)
自分の経験を、借り物でない言葉で語る訓練を重ねる。これがそのまま、面接で「自分の言葉で語れる人」と「マニュアルを読む人」を分ける差になります。
STEP 5|未来を実験する(仮説検証プロジェクト)
留学・インターン・応募を、「結果が出るか不安なこと」ではなく「試してみる実験」として設計し、実際に回す。動けない脳から、動きながら学ぶ脳へ。ここまで来ると、就活はもう「保証を探す場」ではなくなっています。
「就活圧勝脳プログラム」では、この5ステップを、坂下絵美が監修・チューニングした脳科学ベースのAIが日々伴走し、要所で個別コーチングが入る形で進めます。一人では続かない脳の書き換えを、仕組みの力で最後まで続け切る──それが、このプログラムが"圧勝"を再現できる理由です。
(期間・形式・料金は、あなたの現在地に合わせて個別相談でご案内します。)
「就活圧勝脳プログラム」で、勝てる脳に変える!
「留学すべきか」「自分には何が足りないのか」「どう動けば就活で結果が出るのか」。
その答えを、保証を待つ脳のまま、一人で探し続ける必要はありません。
就活圧勝脳プログラムは、脳科学とキャリア戦略の両面から、あなたが就活でうまくいかない本当の理由を解体し、思考のOSそのものを"圧勝する脳"へ書き換えるプログラムです。スペックや留学の有無といった表面ではなく、その奥にある脳の使い方を変え、面接で「自分の言葉で語れる人」へと作り変えていきます。
私たちアルファアドバイザーズは、18年以上・延べ8万人以上のキャリア相談を通じて、「圧勝する人」と「いつも惜しい人」を分ける一線を、嫌というほど見てきました。その一線は、才能ではなく、変えられる脳の使い方の上にあります。
「留学したら受かりますか?」と問うのは、もう終わりにしましょう。次は、あなたが圧勝する番です。
▶ 「就活圧勝脳プログラム」に申し込む(まずは無料相談・脳診断から)
>https://www.alpha-academy.com
よくあるご質問(FAQ)
Q. 結局、留学はした方がいいのですか?
「した方がいいか」ではなく「何のためにするか」で考えてください。目的を設計できる人には強力な武器になり、保証を求める受け身の人には、ほとんど効果がありません。問いの立て方が、答えを決めます。
Q. 自分は保証を求める脳だと気づきました。もう手遅れですか?
まったく手遅れではありません。気づけたこと自体が、外ではなく自分に目を向けられた証拠です。脳の使い方は、問いの立て方を変えるところから鍛え直せます。
Q. スペックに自信がなくても、就活はうまくいきますか?
うまくいく人はたくさんいます。面接官が最終的に見ているのは、スペックそのものより、不確実な状況で自分の頭で考え、語れるかどうかです。そこは、今日からでも変えられます。
監修・執筆:坂下絵美(アルファアドバイザーズ 共同創業者/COO・アルファメンタルラボ統括)