野村、大和、SMBC日興、みずほ等日系証券営業のみんなが日経平均30万円に向けてゴールドマン・サックス、ベインキャピタル、ブラックロック、ヘッジファンド等の「フロント」を目指し始めた!今動け!

TJ
α事務局
Gemini_Generated_Image_qorch8qorch8qorc.jpg

野村、大和、SMBC日興、みずほ等日系証券営業のみんなが日経平均30万円に向けてゴールドマン・サックス、ベインキャピタル、ブラックロック、ヘッジファンド等の「フロント」を目指し始めた!今動け!

入住壽彦(TJ)/アルファアドバイザーズ代表

こんにちは、アルファアドバイザーズ代表の入住壽彦(TJ)です!
住友商事の主計部で本社・関係会社800社超の予算決算・IRを担当し、NY駐在を経て、プロジェクトファイナンス部で大型のグローバル資金調達を組成してきました。その後、社費でシカゴ大学Booth MBAに留学し、MBA後はゴールドマン・サックスの投資銀行部門でM&A、IPO、PE投資に携わりました。アルファアドバイザーズを創業して18年以上、8万名以上の方のキャリア、受験、留学をサポートしています。


証券会社の営業の方からのご相談が、非常に多いです

最近、証券会社にお勤めの方からのご相談が非常に多いです。特に支店のリテール営業の方です。野村、大和、SMBC日興、みずほ、三菱UFJモルガン・スタンレー。20代後半から30代前半が中心です。

「証券会社でリテール営業をしています。営業だけでなく金融・財務の専門性を身につけたいと思い、今はCMA(証券アナリスト)の勉強をしています。M&Aやアセットマネジメントに興味があり、学び直しも考えています。新卒で適当に就活してしまったことを後悔していて、今の経歴からどのキャリアを目指すのが現実的なのか悩んでいます。転職の方向性と、CMA、簿記、英語のうち何を優先して身につけるべきか。5年後、10年後に専門性と年収と市場価値を高められるルートを、一緒に考えてほしいです」

この相談、本当に多いです。

CMAの部分が簿記や中小企業診断士に変わるだけで、中身は同じです。預かり資産は増えているのに給料は変わらない。社内公募は狭い。転職エージェントにはIFAとM&A仲介を勧められた。英語はできない。そして最後は同じ質問です。「今から外銀、PE、アセマネ、ヘッジファンドは狙えますか」。

狙えます。この方の後悔も正しいし、営業だけでは終われないという危機感も正しい。ただ一つ、順番が違います。この記事では、なぜ証券営業の給料は日経平均が30万円になっても増えないのか、同じ金融の中のどこへ動くべきか、そしてCMAと簿記と英語の順番をどう考えるかを書きます。


日経平均は2倍、会社は最高益。あなたの給料は何倍になりましたか?

日経平均は、2025年4月には3万3,000円前後でした。それが今は6万8,000円前後。1年半で2倍です。大和証券は顧客向けレポートで、2045年に30万円の到達を視野に入れると書きました。

株高で一番儲かるのは証券会社です。野村ホールディングスの2026年3月期は、純利益3,621億円で2期連続の過去最高益。富裕層を主要顧客とするウェルス・マネジメント部門、つまり国内リテールの税前利益も過去最高。ストック収入も過去最高です。あなたが支店で積み上げた残高が、この数字を作っています。

では、あなたの給料は何倍になりましたか?

野村ホールディングスの有価証券報告書に載っている平均年間給与は、2025年3月期の1,376万円から2026年3月期の1,421万円。3%増です。株価は2倍、会社は最高益、給料は3%。しかもこの1,421万円は、持株会社に籍を置く204人の平均です。連結の従業員は2万8,677人。あなたの支店の数字ではありません。

もっと長く見るとはっきりします。野村ホールディングスの平均年間給与は、2017年3月期が1,451万円でした。日経平均はその時、1万8,909円です。9年で株価は3.6倍、本社の平均給与は増えるどころか減っています。本社ですらこれです。支店の営業の給与テーブルが、日経平均に連動するわけがありません。

日経平均が30万円になっても、あなたの給料は増えません。増えるのは会社の利益と、株主への配当と、ごく一部のフロントのボーナスプールだけです。


なぜ増えないのか。給料の「決まり方」が違うからです

証券営業の給料は、給与テーブルと人事評価で決まります。賞与は会社業績と個人評価で上下しますが、上限があります。会社の収益が2倍になっても、あなたの賞与は2倍になりません。

ゴールドマン・サックスは違います。2025年の純収益は583億ドル、人件費は189億ドル。収益の約32%が人件費として社員に分配されています。従業員4万7,400人で割ると、1人あたり約40万ドル、1ドル158円で約6,300万円です。
しかもこれは、バックオフィスやインドの拠点も含めた全社員の平均です。先日の記事でも書きましたが、同じ会社が幹部に総額5億ドル、約790億円の特別ボーナスを出すと報じられました。

事業会社やリテールの賞与は「基本給の何ヶ月分」。金融のフロントの報酬は「プールの何パーセント」。日経平均が4倍になれば、M&Aのディールサイズも運用資産残高も4倍になり、プールの桁が変わります。

証券会社の支店営業 外銀・PE・アセマネ・ヘッジファンドのフロント
給料の決まり方 給与テーブルと人事評価の賞与 収益プールの何パーセント、キャリー、成功報酬
会社の収益が2倍になったら 賞与が少し増える 取り分がほぼ2倍
日経平均が30万円になったら 給与テーブルは変わらない ディールサイズとAUMが4倍。桁が変わる
人数 AIと残高ビジネスで減る 少人数で山分け。減るほど一人あたりが増える

支店の営業も社内では「フロント」と呼ばれますが、ここで言うフロントは、資本の移動そのものに関わり、動いた金額のパーセンテージで報酬を受け取る側のことです。投資銀行部門、マーケッツ、ファンド、運用。あなたは今、同じ会社の中で、プールの外側に立っています。


しかも、支店営業の仕事は今の形では残りません

2023年10月にSBI証券と楽天証券が国内株の売買手数料をゼロにし、対面証券は預かり資産の残高に応じた管理報酬、いわゆるストック型へ軸足を移しました。
野村はストック資産の純増が16四半期連続、ストック収入は過去最高です。営業の評価は「どれだけ売ったか」から「残高をどれだけ守り、増やしたか」に変わりました。残高は会社全体で積み上がる資産であり、個人の成果が収益に直結する度合いは下がります。

顧客も変わりました。対面証券の主戦場は富裕層です。富裕層の口座は年次の高い担当者に集まりやすく、若手に回ってくるのは、その外側の顧客です。

そしてAIです。ゴールドマン・サックスのアジア太平洋責任者は、新入社員は入社初日からAIエージェントを管理する、分析や資料作成はAIが担う、と言いました。
日本でも、三井住友銀行の法人向け提案書は、2026年4月からSakana AIの複数エージェントが分析からドラフト作成まで担い始めました。提案書を作り、商品を説明し、約定する。この仕事の大半は、AIと残高ビジネスの組み合わせで人が要らなくなります。

富裕層特化、残高ビジネス、AI。この三つが揃うと、支店の営業は人数を増やす仕事ではなくなります。会社が最高益の今でさえ3%しか増えない給料が、人数が減る局面で増えるわけがありません。


転職エージェントは、あなたを金融の外に出します

ここで多くの人が転職エージェントに行きます。そして金融の外に出されます。

ある転職エージェントのサイトには、証券リテール営業の転職先として、IFA、M&A仲介、生命保険・損害保険の営業、医療・SaaSの営業、人材紹介、コンサルティングファームが並んでいます。
外資系投資銀行も、PEファンドも、アセットマネジメントも、ヘッジファンドも、一つも出てきません。理由は単純で、彼らが紹介できる求人がそこにあるからです。あなたのためではありません。

せっかく金融にいるのに、金融から出てどうするのですか。保険営業もSaaS営業も、給料の決まり方は今と同じです。日経平均が30万円になっても一ミリも関係ない側に、わざわざ移るだけです。悪い大人に乗せられて、金融で積んだ経歴を棒に振らないでください。


せっかく金融にいるなら、フロントを目指せ!

証券営業は、悪いスタートではありません。毎日マーケットを見ている。金融商品を知っている。数字のプレッシャーに耐えている。富裕層や法人オーナーと直接話している。メーカーや商社の人がゼロから始めるものを、あなたはすでに持っています。最初のステップとしては十分です。ただし、次のステップは自動では来ません。

足りないのは三つです。英語。ファイナンス、つまりバリュエーションやモデリングといった分析の技術。そして脳です。
証券営業の脳は「お客様に商品を売る脳」です。フロントの脳は「資本を動かして、リターンを取りに行く脳」です。同じ金融でも、見ている方向が逆です。ここを変えないまま外資のフロントを受けても、面接で「合わない」と思われて落ちます。スキル以前に脳です。そしてフロントの脳は、フロントの人と働かないと身につきません。

出口は四つです。それぞれ、何で稼ぐ側で、証券営業から見てどこが入口なのか、概観だけ表にします。

出口 何で稼ぐ側か 証券営業から見た入口 支店から直接行けるか
外資系投資銀行(投資銀行部門・マーケッツ・ウェルス) M&A、資金調達、売買の手数料。収益プールの分配 社内で投資銀行部門や機関投資家営業に移ってから。または海外MBA経由。ウェルス部門は富裕層営業の経験が使える ウェルスは可能性あり。投資銀行部門とマーケッツは順番が要る
外資系PEファンド 企業を買い、育て、売る。キャリー 投資銀行、戦略コンサル、FAS、MBA経由がほぼ全て 直接はほぼ無い
外資系アセットマネジメント 運用資産残高(AUM)のフィー 販売会社向け営業、機関投資家営業、プロダクトスペシャリスト。運用側は大学院やアナリスト経験 営業側なら四つの中で一番近い
ヘッジファンド 絶対収益。成功報酬 証券の機関投資家営業、リサーチ、トレーディング。金融工学やMFinの大学院。投資家向け営業は証券経験者の例あり 運用側は直接は無い

見ての通り、四つとも「今の支店から履歴書を送れば行ける」場所ではありません。だからこそ、どの出口を狙うかで、今日からやることが全部変わります。年齢、学歴、支店か本社か、担当している顧客、英語力、性格で、答えは一人ひとり違います。


CMA、簿記、英語。資格から入るのは順番が逆!

冒頭の方は、CMAの勉強から始めました。営業だけでは終われない、何か専門性を、と思った時に、一番手を付けやすいのが資格だからです。

ただ、外資系投資銀行も、PEファンドも、アセットマネジメントも、ヘッジファンドも、資格で人を採りません。採るのは、英語で仕事ができて、数字で考えられて、フロントの脳を持っている人です。CMAも簿記も、持っていて損はありませんが、この三つの後ろに付いてくるものです。先日、会計士や税理士の勉強は今すぐやめろと書いたのも同じ理由です。資格の勉強は「何かやっている感」を作ってくれますが、フロントの扉は開けてくれません。

資格から始める人は、新卒の時に「とりあえず大手証券」を選んだ時と同じ思考をしています。目的地を決めずに、手元でできることから始める。後悔すべきは就活の結果ではなく、この決め方です。同じ決め方で転職の準備をしたら、5年後に同じ後悔をもう一度します。

順番は、出口、足りないもの、勉強です。出口が外資のウェルスなのか、アセットマネジメントの営業側なのか、海外MBAを挟んでM&Aなのかで、英語をいつまでに何点にするか、簿記を取るべきか、CMAを続けるべきかの答えが全部変わります。出口を決めずに、優先順位は決まりません。

5年後、10年後に市場価値が上がっている人は、資格が増えた人ではなく、プールの内側に入った人です。日経平均が30万円に向かう間に、どちら側にいるかで桁が決まります。


入口は毎年狭くなり、入った人の報酬は上がり続けます

急いでください。理由は二つです。

一つは、金融の扉がAIで閉まり始めていることです。先日書いた通り、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーは去年ほど採用していません。少人数で原資を山分けする構造に変わる以上、入口は毎年狭くなります。

もう一つは、それでも日本に、外資のフロントの仕事が増えていることです。
ベイン・アンド・カンパニーによると、2025年の日本のプライベートエクイティ投資額は4.8兆円、3兆円超は5年連続、エグジットは2.4兆円で過去最高。日本のPE案件のIRR中央値は31%で、米国の22%を上回ります。だから海外ファンドが日本に来ます。

金融庁の拠点開設サポートオフィスを通じて日本に参入した海外の運用会社・ファンドは2021年以降で50件、うち2024年から2026年だけで23件。日本経済新聞は2026年8月に、日本に参入した海外ファンドが4年で4倍になり、歴史的株高で人材獲得を急いでいると報じました。ポイント72は東京オフィスを広さほぼ2倍に移転し、シタデルも東京拠点を再開しています。

ファンドは来ている。人を探している。でも採るのは、英語ができて、分析ができて、フロントの脳を持っている人だけです。証券営業の経験にその三つを足した人が、一番少なくて、一番取り合いになります。アルファからは、ブラックロック、ミレニアム、Point72、GSAM、日系アセマネにガンガン入っています。

一方で、支店に残れば、給与テーブルの中で定年まで走ることになります。支店に残った人の予後も、相談で見ています。日経平均が30万円になった時、同じ証券会社の中で、資本を動かす側は桁が変わり、残高を守る側は変わらない。
一生、会社の給与テーブルの中で終わる気ですか。せっかく金融にいるのに、もったいないです。


今すぐアルファに相談だ!

では、証券営業からどの出口を、どの順番で取りに行くのか。

社内異動の取り方、英語とファイナンスをいつまでにどこまで仕上げるか、CMAを続けるのかやめるのか、海外MBAや大学院を挟むべき人とそうでない人の違い、フロントの先輩にどう近づくか。ここが全てですが、答えは一人ひとり違うので、ここには書きません。
下手に動いて給料の変わらない転職をすると、職務経歴書が汚れるだけです。冒頭の方のように資格と英語の優先順位で迷っている人は、まず出口を一緒に決めます。そこが決まれば、やることは自動で決まります。

アルファアドバイザーズでは、ゴールドマン・サックス投資銀行部門出身の私が直接指導するアルファクラスで、転職戦略から、外資系投資銀行、PEファンド、アセットマネジメント、ヘッジファンドの選考対策、海外MBA・大学院の出願、その後の就職までワンストップで見ています。今の仕事を続けながらで大丈夫です。

今年のMBA出願は1月、2月がラストチャンスです。社内公募も、動く前に戦略が要ります。年末の賞与をもらってから考えるのでは遅いです。まずは、あなたの今の支店、担当顧客、英語力、年齢を聞かせてください。そこから最短ルートを一緒に設計します。今すぐアルファに相談だ。


著者

入住壽彦(TJ)。アルファアドバイザーズ代表。住友商事(主計部、NY駐在、プロジェクトファイナンス部)、シカゴ大学Booth MBA、ゴールドマン・サックス投資銀行部門を経て創業。18年以上、8万名以上をサポート。X:@TJ_jpn


今すぐアルファに相談だ!

ご相談はアルファウェブサイト:http://www.alpha-academy.com/
または公式LINEから!https://line.me/R/ti/p/@294xywpj#

お気軽にご相談ください!

TJ

2026/10/14 14:25:07
TJ
α事務局

無料相談はこちらから!> 無料相談

トップMBA合格者多数のMBAアドバイザリープログラム詳細はこちら!>【MBA留学ならアルファアドバイザーズ!】

三菱商事、ゴールドマン、マッキンゼー、ヘッジファンドなど転職成功者多数のアドバイザリープログラム>【外資、商社等転職圧勝アドバイザリー】

アルファ代表TJプロフィール

TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリティを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。

2026/10/14 14:25:20

今すぐ登録。続きを見よう!(無料)

今すぐ登録(無料)!

MBA合格のプログラムをお気に入りしましょう。