「国内MBAに通っていますが、海外MBAに入り直したいです……」今すぐアルファに相談だ!

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「国内MBAに通っていますが、海外MBAに入り直したいです……」

入住壽彦(TJ)/アルファアドバイザーズ代表

こんにちは。アルファアドバイザーズ代表の入住壽彦(TJ)です。
慶應義塾大学法学部を卒業後、住友商事の主計部で本社・関係会社800社超の予算決算・IRを担当し、NY駐在で米国電炉事業会社の再生、プロジェクトファイナンス部で途上国インフラ向けの大型ファイナンスの組成に携わりました。社費でシカゴ大学Booth MBAに留学し、卒業時にはゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガンなど外資系投資銀行4社のIBDすべてから内定をもらい、ゴールドマン・サックスの投資銀行部門でM&A、IPO、PE投資、事業再生を担当しました。その後アルファアドバイザーズを創業し、18年以上で8万名以上の就活・転職・MBA・海外大学院をサポートしてきました。

この記事は、アルファのYouTubeでえみさん(坂下絵美、アルファCOO。女子学院から東大理二に現役合格、東大大学院で脳科学を研究し、コロンビア大学教育大学院で臨床心理学を学んだ)と話した回のまとめです。動画はこちらです。


「国内MBAに通い始めましたが、海外MBAに入り直したいです」

相談を、原文に近い形で書きます。

「ビッグ4で税務コンサルティングを経験し、現在マネージャーです。4月から国内のMBAに通い始めましたが、レベルが低く、カルチャーも合わないと感じ、海外MBAに入り直したいと考えるようになりました。USCは自分で出しましたが、ウェイトリストになっています。可能なら今年、難しければ来年の入学を目指して準備したいです」

この型の相談、本当に多いです。ビッグ4、監査法人、コンサル、製薬のMR、銀行。学部までの経歴がそこそこ良くて、仕事もそこそこ評価されている人が、国内MBAに行きがちです。
理由を聞くと、だいたい同じです。仕事を辞めたくない。働きながら通える。自分は海外MBAには行けないと思っていた。
早稲田ビジネススクールの2027年度パンフレットに載っている入学者数は、全日制39名に対して夜間主174名。国内MBAの主役は、仕事を辞めない人たちです。

国内MBAを否定しているわけではありません。「レベルが低い」も「カルチャーが合わない」も相談者の言葉です。社内で偉くなるための国内MBAなら、アルファでも毎年受からせています。ただ、この相談者の目的はそこではない。だから話が変わります。


「レベルが低い」の正体は、授業ではなく目線

国内MBAは安い。早稲田の夜間主MBAは2年で380万円、一橋の経営分析プログラムは2年で約157万円。仕事を辞めずに通えて、「やればできそう」なレベルの挑戦です。

海外のトップMBAは違います。スタンフォードGSBの2026年度から2027年度の学費は年89,187ドル。生活費・住居費・保険まで含めた学校公表の年間予算は140,940ドルです。

ここで分かれます。この投資を「高い」と感じる人は、グローバルな仕事にはつけません。
根性論ではなく算数です。シカゴBoothの2025年卒の基本給の中央値は175,000ドル、約2,800万円。ウォートンの2025年卒は基本給の中央値が185,000ドルで過去最高です。1年目の基本給だけで、2年分の費用の6割が戻ってきます。

大きな獲物を釣るには、普段釣っている魚を丸ごと餌にするしかない。安い餌でカジキマグロは釣れません。「1,000万、2,000万は怖い」と感じる人が集まる教室と、「回収できる」と計算して来る人が集まる教室。授業の差ではなく、目線の差です。

円安で、トップMBAの円建ての値札は5年で1.5倍以上に跳ね上がりました。だから国内MBAに流れる人が増えた。でもリターン側もドル建てで膨らんでいます。値札を見て逃げるか、リターンを見て取りに行くか。ここで将来の年収は決まります。


国内MBAの出口を、会社の名前で見てください

目線の話は、就職先のリストを見れば一発で分かります。

早稲田ビジネススクールが公表している全日制グローバル修了者(2021年度から2025年度)の進路は、アクセンチュア、デロイト トーマツ コンサルティング、丸紅、日本マイクロソフト、楽天グループ、商船三井。一橋の経営分析プログラムのパンフレットにある修了後の就職先は、アクセンチュア、KPMG、住友商事、双日、野村證券、P&G、ローランド・ベルガー。

悪い会社ではありません。ただ、ほとんどが、東大早慶の学部生が新卒で普通に入っている会社です。
2年と400万円をかけて、新卒の自分が行けたはずの場所に戻る。これが国内MBAの平均的な出口です。

ゴールドマン・サックス、マッキンゼー、KKRの名前は、どちらのリストにも出てきません。一方、Boothの2025年卒の主な採用企業はマッキンゼー、BCG、ベイン、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、エバコア、グーグル、アマゾン。同じ「MBA」の3文字でも、出口は別の世界です。

私の見立てでは、国内MBAは「学部の就活でうまくいかなかった人が、少しいい会社に入り直す場所」です。外資IBD、外資コンサル、PEファンド、商社の本流が目的なら、入口から違う。受験する前に、直近3年の修了生の就職先を学校から出してもらう。それだけで判断できます。


「学ぶ内容は同じでしょう?」

同じではありません。海外のビジネススクールは、ビジネスを研究している教授が人気を競い、学生が集まらなければ教壇を降りる世界です。ケースは毎年新しくなり、世界中から集まった連中が英語で削り合うように議論します。

私は慶應まで日本の学校がつまらなくて、大学の授業を受けた記憶がほとんどありません。
シカゴで初めて教育に感動しました。5人のチームで1週間ケースを解いて1枚のペーパーにまとめ、授業では60人が1時間半、ああじゃないこうじゃないと議論する。
締めに教授がポイントを言った瞬間、教室全体が「そこか」となる。議論し尽くした人間がまだ届かない場所まで、授業が設計されている。レベルの違いとは、こういうことです。


自分でやると、USCでもウェイトリストになる理由

この相談者は、自分で頑張ってきた人です。自分で頑張ってビッグ4に入り、自分で頑張ってマネージャーになり、自分で国内MBAを選び、自分でUSCに出してウェイトリストになりました。そしてアルファの無料相談に来て、「自分でやってみます」と帰っていきました。全部、同じ行動です。

なぜウェイトになるのか。目線が低いまま書くからです。エッセイでは長期ゴールを必ず聞かれます。目線が低い人の長期ゴールは小さくなり、アドミッションは「それをやるために、わざわざうちの学校に来るの?」と思って終わります。

もう一つ、日本人が気づいていない見られ方があります。アドミッションはこう考えます。
「あなたは税務のプロになりたくて、税務コンサルを選んだんですよね?」。アメリカでは、戦略コンサルになりたい人は戦略コンサルになり、税務をやりたい人は税務の勉強をして税務に行きます。「BCGに落ちたから、ビッグ4の税務になりました」というストーリーは、彼らの世界に存在しません。

監査法人も同じです。「食いっぱぐれないから」会計士を取り、監査法人に入り、「監査をやりたかったわけじゃなかった」と気づく。相談に来る監査法人の人の、100人いれば98人がこの悩みです。でもアドミッションから見れば「会計士になりたくて勉強したんでしょう」の一言です。

税務のプロが、なぜ経営全般を学ぶMBAに行きたいのか。ここに納得できる答えを作れないからウェイトになる。ビッグ4からハーバードやウォートンに受かる人は、確かにいます。全員、この逆転のストーリーを作れた人です。妥協した一歩は、後から必ず辻褄が合わなくなる。自分で書くエッセイの質は、学部のときに自分で書いたESの質と同じです。


自分の頭で考える人ほど、中途半端に終わる

えみさんが無料相談で何千人と話して見つけた、危険ワードがあります。「今の仕事は楽しいし、やりがいもあって、ある程度評価もされているんですけど」。
自分を納得させる言葉です。本当に納得している人は、相談に来ません。

学部までの経歴がそこそこ良い人ほど、「ベストではないけどギリ行けそう」な場所に収まります。そして少しの希望を持って、自分で動く。中途半端なことを永遠に続け、中途半端な結果しか出ない。優秀な人ほど、こうなります。

新卒でコンサルや監査法人に入った人には、構造的な弱点があります。自分のお金でビジネスをやった経験がないことです。金をかけた分だけリターンが返ってくる、という当たり前の感覚が身体に入っていない。
ソフトバンクは投資銀行もコンサルも使い倒して1兆円を動かす。それがビジネスの発想です。なのに自分のキャリアになると、自分の頭ひとつで戦おうとする。

私自身、自分の頭だけで動いたことはありません。住友商事でもシカゴでもゴールドマンでも、上にいる人の脳を借りてきました。他人の脳をダウンロードして方向を決め、自分は実行に集中する。キャリアを最大化する方法は、これしかありません。


競争相手は、外銀と野村のIBです

「出身大学、GPA、就職先のどれが重視されますか」という質問もよく来ます。綺麗な方程式はありません。アドミッションと話している感覚では、キャリアビジョンの納得性と「なぜこの学校か」の説得力、つまりエッセイが8割以上です。

そして競争は、業界の中で起きます。投資銀行の人は投資銀行の中で、コンサルはコンサルの中で、メーカーはメーカーの中で比べられる。ビッグ4やFASの人の競争相手は、外資系投資銀行と野村のIBです。彼らが先に合格枠を取れば、「それ以下は要らない」で終わる。だからビッグ4・FASの人は、絶対に早く出す。これが競争戦略です。

ハーバードもウォートンも、2027年秋入学の2次締切は2027年1月5日。他のトップ校も1月上旬に並びます。今年受けて来年入る、はまだ間に合います。30代・40代ならエグゼクティブMBAという道もあり、シカゴBoothのEMBAの最初の締切は11月2日です。

大学生へ。学部卒ですぐMBAは勧めません。在学中に受けて2年から3年働いてから入るディファードMBA(ハーバードの2+2など)か、HultやINSEADの卒業後すぐ入れる修士からボスキャリに出る。ここは別の記事で書きます。


今すぐアルファに相談だ!

この相談者が、就活の段階でアルファに来ていたら。。。
スペックは十分でした。マッキンゼーでもゴールドマンでも三菱商事でも、普通に入れていました。就活の段階から間違え、自分で修正しようとして、さらに遠回りしている。海外MBAは、その間違いを修正する手段として最強です。ただし、キャリアストーリーを作れた人だけが使えます。

目線をどこまで上げるか。長期ゴールを何に置くか。税務や監査からの逆転ストーリーをどう組むか。どの学校を、どの順番で、いつ出すか。ここは記事では書きません。一人一人の人生が違うので、書けないんです。アルファでは、えみと私の2人で、今までの人生と挑戦したいことをがっつり聞いて、エッセイを完璧に仕上げています。

「自分で頑張ります」と帰った人のほとんどは、その後うまくいっていません。1年後、2年後に「やっぱりお願いします」と戻ってきます。その1年がもったいない。「とりあえずアルファの言うことを聞く」と決めて来た人のほうが、圧倒的にうまくいきます。うまくいったら、あとは好きにやればいい。その先でまた別のメンターに出会い、上に登っていく。成功している人は、全員そうやっています。

国内MBAに通いながら「ここじゃない」と思っている人。これから国内MBAを検討している人。ウェイトリストの返事を待っている人。自分の可能性を自分で踏みにじる前に、今すぐアルファに相談だ。


著者

入住 壽彦(いりすみ としひこ/TJ)。アルファアドバイザーズ代表。慶應義塾大学法学部卒。住友商事(主計部、NY駐在、プロジェクトファイナンス部)を経て、社費でシカゴ大学Booth MBA。ゴールドマン・サックス投資銀行部門でM&A、IPO、PE投資、事業再生を担当した後、アルファアドバイザーズを創業。18年以上で8万名以上のキャリア・MBA・海外大学院・就活・転職を支援。シカゴ大学ビジネススクール卒業生会プレジデント(2006年から2010年)。


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2026/10/08 16:11:57
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TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリティを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。

2026/10/08 16:12:10

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