【CFOキャリア戦略】年収300万から3000万へ!どんな状況からでもCFOを目指せる王道のキャリアルートとは?年収10倍・市場価値を爆上げする「2階層スキル」の磨き方

TJ
α事務局

【年収300万→3000万】CFOキャリアという「一回上がり」の作り方

会計・財務からMBA・外資投資銀行を経て年収10倍を狙う王道ルート

「今の会社にいて、この先、年収が2000万円を超えることはあるだろうか」。もしその答えが「ない」のであれば、あなたは今、人生で最も重要な意思決定の入口に立っています。

アルファアドバイザーズには、10代の学生から50代のベテランまで、毎日のように留学・MBA・キャリアのご相談が寄せられます。なかでも最近とくに多いのが、社会人の方からの「キャリアの方向性」に関するご相談です。20代の新入社員、3〜5年目の中堅、30代後半から40代のミドル層、そして50代の方まで、層は驚くほど幅広いです。

そして、その多くに共通するのが、次のような悩みです。

・今のキャリアに面白みも将来性も見いだせない
・上司や10歳上の先輩を見ても、自分と同じような作業中心の業務に追われている。あんなふうになるのかと思うとモチベーションが上がらない
・転職活動をしてみたが、自分の市場価値の低さに愕然とした。横滑りばかりで、望む業界には行けないと痛感した

この記事では、こうした「会計・財務系のバックグラウンドを持つ人」が、年収を一気に跳ね上げるための王道であるCFO(最高財務責任者)キャリアについて、私・入住壽彦とCOO・坂下絵美の対談をもとに、徹底的に解剖します。

筆者情報

入住壽彦(Toshihiko Irisumi)/アルファアドバイザーズ代表
住友商事(主計部での制度会計・管理会計、ニューヨーク赴任、プロジェクトファイナンス)、シカゴ大学Booth MBA、ゴールドマン・サックスIBDを経て、アルファアドバイザーズを創業。自らがCFOキャリアの要件をすべて満たしたうえで、起業という道を選んだ実例です。

坂下絵美(Sakashita Emi)/アルファアドバイザーズ COO
女子学院、東京大学理科二類現役合格、東京大学大学院薬学系研究科、コロンビア大学教育大学院。「日本最強の勉強・受験・キャリアアドバイザー」として、早期教育・先取り・東大受験指導、東大大学院での脳・薬学研究、コロンビア大学での教育・脳科学・学習科学、そして18年以上のキャリア・受験指導という4つの強みを統合しています。


まずは「現実を知る」ことから。一度、転職活動をしてみるべき理由

キャリアに悩んでいるなら、まず一度、転職活動をしてみることをおすすめします。理由はシンプルで、自分の市場価値(プライシング)を知ることができるからです。

実際にやってみると、自分が市場でどれくらいの価値で見られているのか、あるいは「全然価値がつかない」という現実を突きつけられる人が非常に多いです。そして愕然として、「このままではまずい」とアルファにご相談に来られます。

現実を知ることは、何より大切です。「なんとなく自分はいけるんじゃないか」という根拠のない自信は、転職活動という現実の前であっさり崩れます。逆に、現実を知るからこそ「もっとやりようがあるのではないか」「本気で動かないといけないんだ」と背筋が伸びます。動けない人ほど、まず現実を知ることから始めるべきです。


そもそもCFOキャリアとは。「手を伸ばせば届く」人が意外と多い

アルファでは、これまでアセットマネジメント・ヘッジファンドといったファイナンスのキャリア、GAFAなどテクノロジーのキャリア、経営陣のキャリアなど、さまざまな道のサポートをしてきました。

そのなかで今回お伝えしたいのが、CFO(Chief Financial Officer:会計・財務の担当役員)という道です。

なぜCFOなのか。それは、比較的多くの人にとって「手を伸ばせば届く」キャリアだからです。具体的には、次のような方々が当てはまります。

・事業会社(メーカー・商社など)で会計・財務をやっている
・銀行・証券会社・保険会社で金融の実務をやっている
・コンサルティングファームで財務・会計系の案件をやっている
・営業職でも、財務・会計をベースに事業会社の管理に関わっている

こうした方々は、すでに「勝負のベース」ができています。そして、ここから正しいステップを踏めば、年収300万〜500万円が年収3000万円へ、つまり10倍という世界が、決して夢物語ではなくなります
さらにストックオプションや株式を付与され、会社が上場して数億円を手にした、という話もこの世界では珍しくありません。

CFOは各社に基本的に一人です。だからこそ、そのポジションをどう獲るのかが核心になります。本記事では、実際の相談事例を紐解きながら、その地図を描いていきます。


【相談事例①】30歳・上場企業の経理「やりたいことが見つからない」

まず、典型的なご相談を紹介します(複数のご相談を凝縮した内容です)。

  • 今年で30歳。一部上場企業で経理業務に従事しています。現在やりたいことが見つからず、キャリアの方向性に迷っています。制度会計や税務申告等の経理実務は一通り担当し、海外子会社の組織再編やPMIにも参画しており、経理として広くキャリアを積めていると自負しています。

  • 一方で、財務諸表を作るだけの仕事に面白みや将来性を見いだせず、管理会計や事業管理のようなビジネスに貢献する業務に興味を持ち、これまで転職を試みましたが、転職理由やビジョンが曖昧で面接で良い結果は得られませんでした。現職は完全に年功序列で評価制度も曖昧。優秀な先輩でも、10歳上の上司でも、自分と同じような作業中心の業務に追われており、まったく魅力を感じずモチベーションが下がっています。

  • とはいえ、やりがいを見いだせていないのは環境だけでなく、自身の知識・経験・実力不足のせいだとも考え、向こう5年はスキルアップに集中したいのですが、MBA・大学院・USCPA取得・転職・残留など、数ある選択肢から逆算して決められず動き出せていません。長期的なゴールをどう設定すればいいかご相談させてください。

このご相談には、多くの人が抱える悩みが凝縮されています。「今のキャリアに面白み・将来性を見いだせない」「転職したがうまくいかなかった」「上司・先輩を見ると、自分もああなるのかと嫌になる」。こうした悩みは、非常に典型的です。

なぜ事業会社の経理は「管理業務」が中心になってしまうのか

ここが重要なポイントです。一部上場企業の経理・財務は、基本的に「守りの管理業務」が中心になります。M&Aや大型の資金調達のようなエキサイティングな案件は、事業会社側では10年に1回起こるかどうかです。だから、どうしても作業中心になり、モチベーションが下がっていきます。

一方、投資銀行サイドやコンサルティングサイドに行くと、まったく景色が変わります。
一部上場企業や勢いのある企業が、M&Aや資金調達、IPOを次々と仕掛けてきます。その案件が、エキサイトメント疲れするほど大量に降ってきます。同じ「ファイナンス」でも、攻めと守りでこれほど世界が違うのです。

この相談者への処方箋

この方は、経理実務を一通り経験し、海外子会社の組織再編・PMIにも関わっています。つまり、CFOキャリアのベースとなるスキル・経験はすでにお持ちです。

一方で、明確なビジョンがないまま転職活動をしたために面接でうまくいかなかった。留学経験もなく、グローバル経験もMBAもない。このままだと「管理会計の作業をやっているだけの人」という評価になってしまいます。非常にもったいない状態です。

ここで誤解されがちなのが、USCPAへの過度な期待です。USCPAは言わば「簿記の進化版」です。あれば嬉しいスキルですが、取ったからといって自分の価値が飛躍的に上がるわけではありません。

おすすめの王道は海外MBA → 外資投資銀行(IBD:投資銀行部門)→ CFOです。
MBAを経て外資投資銀行に行けば、これまでの「守りの管理業務」が「攻めのM&A・資金調達・IPO業務」に変わります。すると、CFOの経験要件をほぼ満たすことになります。年収300万〜500万円が3000万円クラスへ。10倍も決して大げさではありません。

「この人、すごく伸びそうだな」、こうしたご相談を見た瞬間に、それが分かることがあります。ポテンシャルがあるのに、どう動けばいいか分からずに止まっている人が、本当に多いのです。


【核心】CFOキャリアを支える「2階層構造」とは

ここが、この記事で最も理解してほしい部分です。CFOに求められるスキルは、2つの階層に分けられます。

第1階層:管理会計・財務会計・税務(守りのベース)

会社として絶対にやらなければならない「ベースの知識」です。制度会計、管理会計、税務申告、決算……これがなければ会社は回りません。事業会社の経理・財務、銀行の法人営業、商社の会計財務などで身につくスキルがこれにあたります。

しかし、この第1階層だけでは「攻められない」のです。「この会社を買いましょう」「この資金調達をしましょう」という発想は、ここからは出てきません。

第2階層:M&A・資金調達・IPO(攻めのファイナンス)

外資投資銀行で身につく「攻めのファイナンス」スキルです。企業買収、大型の資金調達、IPO。成長企業・攻めの企業が必要とするのは、まさにこの能力です。

CFOに必要なのは「両方」を持っていること

ここが決定的です。

・第1階層から入った人(事業会社の経理・財務、銀行など)は、守りのベースはあるが、攻めのスキルがない
・第2階層から入った人(新卒で外資投資銀行に入った生え抜き)は、攻めのスキルはあるが、管理会計・財務会計を知らない

実は、新卒1年目から外資投資銀行に入った生え抜きが、意外とCFOになっていないのは、第1階層(管理会計・財務会計)を経験していないからです。逆に、事業会社の経理・財務だけの人がCFOになれないのは、第2階層(攻めのファイナンス)がないからです。

両方を持っている人が、CFOとして最強になります。これが核心です。

入住壽彦自身が「ほぼ完璧なCFOキャリア」だった理由

私・入住のキャリアは、まさにこの2階層を体現しています。

住友商事の主計部で制度会計・管理会計を5年ほど経験(第1階層)、ニューヨーク赴任、プロジェクトファイナンス(攻めのファイナンスの入口)、シカゴ大学Booth MBA、ゴールドマン・サックスIBDでM&A・資金調達・IPO・PE投資業務を経験(第2階層)。

管理会計・財務・税務の知識があり、MBAを持ち、プロジェクトファイナンスも、外資投資銀行のM&A・資金調達・IPOも経験しています。CFOになろうと思えば、いつでもなれた「ほぼ完璧なCFOキャリアカード」が手元にあったわけです。実際、住友商事時代から「CFOキャリアに乗っている」と言われていました。

ただ、私はその上でさらに「自分で起業する」という道を選びました。CFOというオプションを取らなかっただけで、望めば十分に到達できたキャリアだったのです。


CFOは「外から獲る」時代。生え抜きの幻想を捨てる

もう一つ、知っておくべき現実があります。それは、CFOは外部から獲得されるケースが非常に多いということです。

ソフトバンクですら、元ゴールドマンの人材をCFOクラスに迎えています。上場企業も、成長企業も、攻めの企業ほど「外から優秀な人を獲ってくる」のです。
それはなぜか?攻めの企業は、資金調達や大型のM&Aを日常的に仕掛けます。それには、外資投資銀行レベルのスキルがなければ対応できないし、そもそもそういう発想にならないからです。

ここで、少し残酷な現実をお伝えします。
「今の会社で会計・財務を極めて、生え抜きでCFOになろう」という発想は、ほぼ幻想です。

成長企業・上場を目指す企業は、役員を素晴らしい人材で固める必要があるため、どんどん良い人を外から獲ってきます。一生懸命に会計・財務・税務の作業を積み上げてCFOを目指す、という道は、現実にはほとんど機能しません。

CFOは、いきなり「上から」やってきます。MBAを持ち、グローバル経験があり、攻めのファイナンスができる人材が、ヘッドハントされて、いきなりCFOになるのです。

実例:元メルカリの長澤啓氏

この構造を象徴するのが、メルカリでCFOを務めた長澤啓氏です。

三菱商事で事業会社経営の管理・投資系を経験、MBA、ゴールドマン・サックスIBD、そしてヘッドハントでメルカリの上場前にCFOに就任しています。

ポイントは、長澤氏はメルカリの会計・財務職を経由してCFOになったわけではないということです。攻めのファイナンスのトップ人材として、いきなり一番上に入った。これが、現代のCFO就任の典型的なパターンです。

CFOのポジションは、ヘッドハンティングやエグゼクティブサーチで常に探されています。成長企業が攻めの事業戦略を取るとき、それに伴走できるCFOを血眼で探しています。インセンティブやストックオプションを用意し、上場前の企業であればアップサイドも提示して、優秀な人材を獲りにくるのです。

「電話する順番」の話。どこの投資銀行・MBAであるべきか

「ゴールドマン級のトップでなければダメなのか」という疑問は当然出てきます。結論から言えば、そんなことはありません。

ヘッドハンターが企業から「優秀なCFOを探してほしい」と言われたとき、誰から声をかけるか。それは単純に「電話する順番」の問題です。MBAを持ち、トップ外資投資銀行にいる人から順にコールしていきます。上の人が断れば、次の人に行く。

つまり、外資系投資銀行(ゴールドマン、JPモルガン等)でも、国内系でも、場合によっては野村証券のような証券会社でも、しかるべきファイナンスの実績があれば「白羽の矢」が立つ余地は十分にあります。
MBAを持っていなくても、転職で外資投資銀行に入れたのであれば、それはそれで立派なキャリアです。

要は、第1階層と第2階層の両方を備え、CFOとして十分な経歴があれば、声はかかります。「どこでなければならない」という絶対条件はないのです。もちろん、トップに行けるならそれに越したことはありませんが。


「一回上がり」というキャリア戦略。なぜ20〜40代で目指すべきか

CFOキャリアの最大の魅力は、いわゆる「一回上がり」を実現できる点にあります。

CFOになると、キャッシュのインセンティブ(年収)だけで数千万円です。さらにストックオプションや株式を付与され、会社が上場すれば株が一気に跳ね上がります。30代・40代でこれを達成できれば、人生の選択肢が劇的に広がります。

「一回上がり」とは、ピラミッドの一番上の「上がりのコマ」に到達した状態です。そこからは、上がりのコマの中だけで人生が動いていきます。平社員からやり直し、という発想にはもう戻りません。スタートポジションが常に「役員ポジション」になるのです。

実際、一度CFO・役員を経験した人には、その後も役員クラスのオファーしか来なくなります。「役員をたくさんやっています」という人が増えていく。

CFOになった「後」の道は、人それぞれ

一回上がったあとの選択肢は、本当に多彩です。

・ストックオプションを現金化し、好きな人と好きなことをする
・投資したファンドの投資先に、再びCFOとして呼ばれる
・長澤氏のように、自分で会社を始める
・大企業の取締役・非常勤取締役として、複数社で名を連ねる

いずれも「上がりのコマ」の中での選択です。そして、優秀なCFOは、自身のセンス・ネットワークを活かして、移った先でまた大型のM&Aや資金調達を仕掛けていきます。ニュースを見て「この案件、あの人が役員にいるからだな」と分かることが、実際にたくさんあります。

年収だけじゃない。ストックオプションという果実

外資系投資銀行ですら、報酬はキャッシュのインセンティブだけではありません。ゴールドマンでも、普通にストックオプション(株式報酬)が付与されます。
外資系では「できる人材に報いる」のが当たり前の文化です。インセンティブや給与に対する考え方が、日系企業とは根本的に違います。日系企業にいる人は驚くほど違うと感じるはずです。


「攻めの企業」のCFOを狙え。同じCFOでも価値はまったく違う

ここで重要な注意点があります。同じ「CFO」でも、企業によって価値はまったく違うということです。

無借金経営で、ほとんどM&Aや大型の資金調達をしない企業のCFOは、結局「管理業務がメイン」になります。攻めの夢がないため、業務はつまらなくなりがちで、成長余地が小さいぶん報酬もそれほど高くありません。これは言わば「サラリーマンCFO」です。

一方、ソフトバンクのように次々と買収を仕掛ける攻めの企業のCFOは、世界の投資家に向けて英語で資金調達のプレゼンを行い、数千億円規模の案件をまとめます。求められる知識も報酬も桁違いです。

CFOを目指すなら、「攻めたい企業」「成長企業」のCFOを狙うことです。そこにこそ、年収3000万円・ストックオプション・上場というアップサイドが詰まっています。


【Q&A】よくあるご質問とアルファの回答

Q1. 「MBAや投資銀行に行けば、CFOになれる確率はかなり高まるのでしょうか。進めなかった場合のキャリアは。外資の厳しい環境で生き残れるか不安です」

これに対するアルファの答えは、明快です。「確率論で考える人は、ほとんど成功しません。」

MBAに行ったら何パーセントの確率で勝てるか、そんなことは行ってみなければ分かりませんし、行かなければ勝ちようがありません。「勝率70%でも、30%は負けますよね」と必ず言う人がいますが、その思考のままでは前に進めません

ここで大事なのが、セーフティネットの存在です。MBAを取れば、スターティングサラリーは少なくとも1000万円超、トップ校なら1300万円クラスです。
5年もすれば学費分の借金も消えます。最低でも1000万円というセーフティネットがある以上、あとはアップサイドを取りに行くだけ、という話なのです。

さらにMBAホルダーには、コンサル・金融・事業会社など、CFO以外にも多様なキャリアの扉が開かれます。だからこそ、ダウンサイドリスクばかりを数える思考をやめることが、成功への第一歩です。

高校生に置き換えれば分かりやすいです。「慶應に入っても全員が三菱商事に行けるわけではない」「東大に入っても全員がゴールドマンに入れるわけではない」、だからといって、東大・早慶を目指さない理由にはなりません。まずそのステージに立たなければ、次のステップは始まらないのです。ステップ・バイ・ステップで一段ずつ上っていくしかありません。

Q2. 「なぜ合理的な世界で働きながら、起業しようと思ったのですか。合理的に考えると、起業は失敗リスクの方が高い気がします」

「起業は失敗リスクが高い」と感じるのは、起業したことがなく、ビジネスの知識がなく、やりたいことがないからだというのがアルファの見立てです。

そして、完全合理性の世界とは何かを考えてみてください。資本主義において最も合理的なポジションは、「投資家 兼 経営者」です。

自分が会社のオーナー(株主)になり、意思決定を握り、配当でリターンを吸い上げ、自分の会社の株価で資産も増えていく。これこそが資本主義における「完全合理性」です。だから、情報を得て学んだ人ほど「自分で会社に投資して、自分で経営するのが一番おいしい」と気づきます。

私が起業した理由の一つは、「誰からの指示も受けたくない」ことでした。サラリーマンとして、非合理的・非効率的な指示に従う日々は、合理性を追求したい人間にとってストレスでしかありませんでした。ゴールドマンは非合理性・非効率性を徹底的に排除しようとする組織で居心地が良かったですが、それでも人が人を動かす以上、ゼロにはなりません。だから、最終的に「投資家兼経営者」という最強の合理性を選んだわけです。

もちろん、いきなり孫正義を目指せという話ではありません。一段ずつ上っていこう、という話です。

Q3. 「もともと金融ではない営業職ですが、こういうキャリアを目指せますか」

目指せます。結局は、必要なスキルセットを取ればいいだけだからです。

むしろ、営業職の人にこそおすすめできます。営業からMBA、外資投資銀行(あるいはUSCPA等を取得)、一旦事業会社に入って管理会計・財務を経験、そしてCFOというルートは十分に現実的です。スキルと知識と実績をつければ、どこからでも到達できます。

さらに、CFO以外の選択肢もあります。

・COO(最高執行責任者):コンサル出身者は比較的このルートに乗りやすい
・CMO(最高マーケティング責任者):マーケティング担当役員

営業職の人は、MBAを経て戦略コンサル(マッキンゼー、BCG、ベイン、A.T.カーニー等)に進み、そこから経営キャリアへ、というパターンも多いです。CFOだけが道ではありません。

Q4. 「ファイナンス系のバックグラウンドですが、CFOになるのにビジネスアナリティクスのプログラムで差別化できますか」

非常に良い質問ですが、アルファの答えは「今のところ、そこは必要ありません」です。

むしろ、同じ方向に、財務・会計・税務のプロとしてエッジを磨きまくることが大切です。MBAに行き、外資金融に行き、USCPAや証券アナリストをしっかり取って、専門性を極めていく。余計なことをやらず、一つを磨き上げたほうが、CFOキャリアには有利です。

例えばソフトバンクのCFOクラスになると、日本の有価証券報告書のみならず、グローバルの開示資料を英語で出し、英語で投資家と対話し、資金調達のプレゼンを行います。それだけの知識を求められます。「ソフトバンクのCFOができるレベルまで自分を磨く」つもりで、財務・会計・税務というコアを極めていくのが、最も筋の良い差別化です。

なお、MBAスクールについては、「外資投資銀行に入りやすいMBA」という観点はあります。コロンビア、シカゴ、LBSなどは比較的ファイナンス系と言われます。ただし基本的には、どの学校でもファイナンスをコンセントレーション(専攻)にすれば問題ありません。「ファイナンスを死ぬほどやった」というメッセージが立てば、ゴールドマンからも声はかかります。一歩ずつ、爪を立てて上っていくことが大切です。

Q5. 「Salesforceの営業として働き続けるより、アクセンチュアでコンサルの知見を得たほうが良いと考えています。ご意見を」

これは「何をやりたいか」によります。一つの判断材料は、それぞれの道に進んだ人が、その後どういうキャリアを歩んでいるかを見ることです。「この道からは経営者がたくさん出ている」のであれば、その道を選べばいい。方向性は大きくブレません。実際にその道の先人のキャリアを調べてみることをおすすめします。


【最重要】「失敗」に価値がある

最後に、アルファが最も伝えたい本質をお伝えします。それは、「失敗には価値がある」ということです。

5万円を投資して、5万円が3万円になり、2万円になる……多くの人は、この「マイナス2万円」という事実しか見ません。しかし、リスクテイカーの視点から言えば、マイナス2万円という「経験値」にこそ価値があるのです。

そこで失敗という経験を得ています。次はうまくやろう、と学べます。最初からうまくいくことなど、何事においてもありません。大事なのは、最初の失敗をできるだけ早く、できるだけ小さくすることです。そうすれば、経験値が積み上がり、成功確率が上がっていきます。

3万 → 2万 → 1万 → 0 → プラス1万 → プラス2万 → プラス5万……こうしてディップして、上がっていくのが成功曲線です。最初からゾーンや失敗を怖がっていたら、何もできません。

MBAは「スーパー・ローリスク・ハイリターン」

「ローリスク・ハイリターンなんて、ほぼ皆無」というコメントもありました。確かに、寝て起きたら100万円増えていた、という話はありません。

しかし、MBAはむしろ「スーパー・ローリスク・ハイリターン」だとアルファは考えます。前述の通り、MBAには「最低1000万円」というセーフティネットがあります。
さらに今は、ブログ・X(Twitter)・Facebookといった無料のツールを使って、限りなくローリスクで起業を学ぶこともできます。そこで失敗すれば、無料で「失敗という経験値」が手に入り、マーケットの反応まで分かります。

リターンの幅は、その人がどれだけ挑戦するかで決まります。挑戦できる人だけが、大きなリターンを得ています。失敗を恐れる人は、本当に何もできません。失敗に慣れることこそが、成功への鍵なのです。


根っこにあるのは「自信のなさ」!動くべきは今!

アルファに寄せられる悩みは、ほぼすべて類型化されています。そして一言で言えば、その根っこにあるのは「自信のなさ(confidence)」です。

自信がないから、確率論を持ち出して動けなくなります。なぜ自信がないかといえば、スキル・知識・実績が中途半端で、会社での評価もいまひとつだからです。

であれば、解決策はシンプルです。自信をつけるには、知識をつけ、スキルをつけ、実績をつけ、ステータスを上げるしかありません。
厳しい環境に身を置き、そこで勝つことでしか、本物の自信は育ちません。今のままそこにいても、自信はつかないのです。

そして、動くべきは「今」です。

・今の会社にいて、年収が2000万円を超える見込みがないなら、そこに留まる意味は薄いです
・家族にもっと豊かな暮らしを、子どもにボーディングスクールや海外大学をと願うなら、早く動くほどいいです
・これからの時代、現状維持はむしろ「高リスクの船」に乗っているのと同じです

会計・財務に興味がある、あるいは「攻めのファイナンス」の世界に行ってみたいと感じた方は、ぜひMBA → 外資投資銀行 → CFOという王道を検討してください。20代でも、30代でも、40代でも、50代でも、今から挑戦して成功できます。

最後に、アルファアドバイザーズが大切にしている言葉をお伝えします。

自分一人でビビっている状態から、自力でバンジージャンプを飛ぶのは難しいです。だから、「背中を蹴られに来る」くらいの気持ちでいい。
自分の可能性を、自分で信じられなくなったら終わりです。アルファには、18年以上にわたって積み上げてきた、何千もの成功例があります。「あの先輩ができたなら、自分も」、そう思える実例が、ここには山ほどあります。


アルファアドバイザーズへの無料相談について

アルファアドバイザーズでは、コースを受けていただく前に、まず無料相談を行っています。現状をお伺いし、最適なステップ(MBA出願、キャリア相談、転職、起業、投資家育成など)を一緒に設計します。

CFOキャリアをはじめ、長期的なゴールから逆算したキャリア戦略は、一人で考えると、どうしても不安ばかりが膨らみ、バッドケースばかりを見てしまいがちです。正しい方向に、正しいステップで進むためにこそ、ぜひ一度ご相談ください。

【無料相談のお申し込み方法】
アルファアドバイザーズのWebサイトからログインいただき、マイページ内の「無料相談チャット」より、現状とご相談内容を記入してご送信ください。アドバイザーより返信いたします。

本気で自分の人生を変えたい、良くしたいと思ったら、ぜひアルファアドバイザーズに顔を出してください。皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております。

2026/06/22 15:01:39
TJ
α事務局

#【リアル相談にガチアドバイス!】コンサル、銀行からPEファンドや、CFOに行くには?今すぐアルファに相談だ!

無料相談はこちらから!> 無料相談

トップMBA合格者多数のMBAアドバイザリープログラム詳細はこちら!>【MBA留学ならアルファアドバイザーズ!】

三菱商事、ゴールドマン、マッキンゼー、ヘッジファンドなど転職成功者多数のアドバイザリープログラム>【外資、商社等転職圧勝アドバイザリー】

アルファ代表TJプロフィール

TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリティを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。

2026/06/22 15:02:18

今すぐ登録。続きを見よう!(無料)

今すぐ登録(無料)!

MBA合格のプログラムをお気に入りしましょう。